魚類養殖が主力、山木産業が民事再生法申請

愛媛県愛南町の山木産業が4月19日に松山地裁宇和島支部へ民事再生法の適用を申請。負債総額は24億円の見通し。

「愛媛」 (株)山木産業(南宇和郡愛南町赤水363、代表山木光広氏、従業員15名)は、4月19日に松山地裁宇和島支部へ民事再生法の適用を申請し、22日に保全命令を受けた。

申請代理人は高橋直人弁護士(松山市千舟町4-4-1 グランディア千舟302、高橋直人法律事務所、電話089-915-1622)ほか2名。監督委員には越智顕洋弁護士(松山市一番町2-5-20 藤倉ビル2F、一番町法律事務所、電話089-961-1447)が選任されている。

当社は、1962年(昭和37年)6月創業、77年(昭和52年)8月に法人改組した魚類養殖業者。カンパチ、ハマチ(ブリ)などを養殖し、魚類卸業者や魚市場を販売対象として事業を展開、太平洋の黒潮がめぐり適度な水深や水温の高さもある魚類養殖に適した漁場環境を強みとして、事業を拡大していた。

しかし、2011年9月、当時の主力得意先が倒産したことで多額の不良債権が発生、取引行支援などで急場を凌いだものの、以降も資金面で不安を抱えての事業運営となっていた。その後、餌料高騰や魚価の低迷、養殖魚の歩留まり悪化、赤潮や災害発生により、2018年3月期には年売上高約10億4000万円、当期純損失約4億5000万円と採算確保に苦慮していた。設備投資や不良債権処理、赤字補填などで膨らんだ借入金も負担となり、今回の措置となった。

事業は継続中。

なお、債権者説明会を4月26日(金)13:30~14:30、ニュー兵頭サブライムホール(宇和島市丸之内3-6-20、電話0895-23-8888)で開催する。

負債は、2019年3月期末時点約24億円。

http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4574.html

いろいろ原因はあろうかと推察しますが、自然豪雨による土砂流木災害+赤潮発生時の被害予想は難しい

とくしま林業&漁業アカデミー

とくしま林業アカデミー

https://tr-academy.net/

募集要項、研修内容  取得できる資格 などなど

資格欄に狩猟免許もある(抜粋引用)

資格種類 概要
1 伐木等の業務に係る特別教育修了証 チェーンソーの整備や伐倒等に関する資格
2 刈払機取扱作業者安全衛生教育修了証 刈払機の整備や取扱等に関する資格
3 フォークリフト運転技能講習修了証 フォークリフトの運転技術に関する資格
4 玉掛技能講習修了証 玉掛技能に関する資格
5 車両系建設機械運転技能講習修了証 バックホウやブルドーザ等の運転技術に関する資格
6 小型移動式クレーン運転技能講習修了証 小型移動式クレーン運転技術に関する資格
7 走行集材機械運転業務特別教育修了証 フォワーダー運転技術に関する資格
8 伐木等機械運転業務特別教育修了証 プロセッサ、ハーベスタの運転技術に関する資格
9 簡易架線集材装置等運転業務特別教育修了証 スイングヤーダ運転技術に関する資格
10 機械集材装置運転業務特別教育修了証 集材機の運転技術に関する資格
11 狩猟免許 ワナ、捕獲檻による狩猟に関する資格

 

とくしま漁業アカデミー

http://tokushima-gyogyou-academy.blogspot.com/

 

関西圏で定置網・養殖・潜水漁が行われている地域について

関西圏で定置網・養殖・潜水漁が行われている地域について

ざっと調べた感じ

参考

徳島県沿岸のり網・養殖わかめ筏について – 海上保安庁

クリックしてnori2013.pdfにアクセス

関西広域連合 漁業就業ガイド

クリックして2018012008.pdfにアクセス

 

水産庁、魚種別に資源目標設定へ 19年度算出、漁獲枠影響も

様々なニュースメディアで取り上げられてる。

水産庁は魚種別に資源の回復や維持を目指す目標水準を新たに設定する。資源分析を担う研究機関が目標とすべき水準の算出を一部魚種で2019年度に始め、20年度以降の漁獲枠などに反映される見通し。長期的な漁獲量の改善が狙いだが、短期的には漁獲枠の抑制など以前より厳しい管理につながる可能性があり、漁業者の理解を得ることが課題になりそうだ。

20年に関連法が施行される予定の水産改革の一環。長期的な観点で最大の漁獲量を実現する資源水準を目標として設定した上で、目標達成までに費やす期間などを関係者で議論し、漁獲量などの管理策を決める。

対象魚種:スルメイカ、マイワシ、マアジ、マサバ、ゴマサバ、スケトウダラ、ウルメイワシ、カタクチイワシ、マダラ、キンメダイ、キチジ、ホッケ、ブリ、マダイ、ハタハタ、イカナゴ、サワラ、ヒラメ、ムシガレイ、ソウハチ、ヤナギムシガレイ、トラフグ

TAC(漁獲可能量制度)について

http://www.jfa.maff.go.jp/j/suisin/s_tac/index.html

ニッスイおよびグループ企業・弓ヶ浜水産㈱、日立造船㈱とマサバ循環式陸上養殖の共同開発に着手

日立造船は3日、日本水産および日水子会社の弓ヶ浜水産と、大規模なマサバ循環式陸上養殖の共同開発に着手することで合意したと発表。

この共同開発は、ニッスイおよび弓ヶ浜水産の保有するマサバ養殖の知見と、日立造船の保有する水処理技術を組み合わせて、鳥取県米子市に建設予定の実証施設を拠点に行われるようです。

マサバの海面養殖では、一般的に、水温の変動や気候、病気などのリスクが高いという問題が指摘されています。
本共同開発が採る循環式陸上養殖システムでは、地下海水(地下から汲み上げた海水に近似する塩分を含む地下水)の利用と、日立造船の水処理技術を活用した循環水処理システムにより、水温・水質を人為的にコントロールし、マサバの生育に最適な環境を保つことが可能です。外海の海水を使用しないため、アニサキスなどの寄生虫や魚病などのリスク低減が期待されます。自然環境に左右されないマサバの安定供給が可能になります。

■本実証施設で取り組む課題
①飼育水中の固形物除去の効率化
システム内で発生する残餌、排泄物などの固形物は、飼育水の水質悪化の要因となるため、速やかに系外に排出する必要があります。日立造船の流体シミュレーション技術(水槽内の水流をコンピュータ上で再現する技術)を活用し、固形物除去の効率化を目指します。

②硝化処理の効率化
養殖魚から排出される排泄物や残餌由来のアンモニアは、養殖魚にとって毒性が高いため速やかに分解除去が必要です。この硝化処理に、日立造船が開発した、工場排水などの生物処理で多くの実績を有する浮遊性ろ材を活用した硝化処理システムを適用して効率を上げ、硝化設備のコンパクト化、イニシャルコストの低減を目指します。

③ランニングコスト低減の為の省エネ化
システムの効率的な運転手法の開発や運転制御の導入等により省エネを図り、電気代等のランニングコスト低減を目指します。

④生産技術、養殖管理技術の確立
養殖魚にとって最適な生育条件(水温・水質・水流・光周期等)を見出し、それらを人為的にコントロールする生産技術・管理技術を開発し、高い養殖生産性を実現することを目指します。

今回の両社の共同開発を通して、システム全体のパッケージ化により競争力のある陸上養殖システムを構築して、国内での循環式陸上養殖の産業化を目指します。これによって持続可能な水産物の安定的供給への寄与を狙います。

https://www.hitachizosen.co.jp/news/2019/04/003257.html

昨今のサバ缶ブームといい、サバも大規模養殖化の流れか。

求人情報

@千葉県市川市下新宿22-10 市川漁港 株式会社幸甚

千葉県市川市で海苔の養殖・まき網漁法による漁

職場となる市川漁港は、東京駅から電車で22分、船橋駅からも電車で20分程

5月~9月はまき網漁、10月~4月は海苔養殖

画像転載引用

https://www.sangyo.net/job/detail/6396

都市部に近いことと、海苔の需要高 巻き網漁の時間帯が比較的遅めなのがいい(朝がつらい人にとっては)

求人情報[抜粋]

@羽咋郡志賀町西海風無トの99番地 ㈱ダイサン

沿岸漁業:まき網漁,小型底引き網漁
沖合・遠洋漁業:沖合底引き網漁業,その他(紅ずわいがにかご漁業)

(底)めぎす、カレイ類、ずわいがに、甲箱カニ、甘えび
(紅)紅ズワイガニ
(まき網)ふくらぎ、いわし、サバ

55歳まで
普通自動車免許、有資格者優遇(フォークリフト等)
未経験者歓迎

・周年雇用
・就業時間、残業、休日、休暇は天候により変動。
・特に、将来、漁業経営を引き継ぎたい方について、優先採用
・休日には、自社で所有している小型船舶(2.3トン)の貸し出しが可能。ただし、船舶免許所有者に限る。

漁船乗組員アパート(家賃月額21,000円~33,000円、保証金10万円)

http://www.ryoushi.jp/info_work/detail.php?id=4377