荒くれ漁師を束ねる力-本

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島根県萩市萩大島において、漁業に素人だった著者がとあるきっかけから船団の代表になり、6次産業化を目指し、事業を展開していく事になるストーリである。

著者が病弱であったこと

元々病弱であった著者がこんなに活動的なのはどうしてなのだろう。都会で働いて、ストレスや鬱に悩む人、田舎暮らしや一次産業に興味を持つ人などは幼少期に何かしら体や精神に不健康があったのかもしれない。そんな人にこのような自然の近いところで働く事はいいきっかけになるかもしれない。

家族的な漁業を株式会社化

家族的経営だった漁業を株式会社にしたこと。これにより、そこで働く社員に月収として給料が支払われることになる。漁業の不安定さはしるとこであり、ギャンブル要素が強い側面がある。それが漁師をやめる・漁業から人がいなくなる一因になっている。禁漁期間に定期収入が望める方がこれから漁業を目指す人にとってはいい入口になるだろう。それと複数の事業部門があることもポイントかもしれない。漁師になりたい、一次産業に携わりたいと考えても何をすればいいのか、あるいは何が自分に向いているのかを考えるいい場所にもなり得る。

働き方の多様化

昔ほど漁業一本で食べていく事が年々難しくなってきているようである。本業傍ら副業する人も多いと聞く。それならば、IターンやUターンで漁村に行く時にそこで何が出来るのか、あるいは受け入れてくれるところがそういった多様な働き方が認められているのかどうかも考えておく必要がある。上記でもそうであるが、禁漁期間を設けている場所はその間どうすごすかを考える必要がある。

まとめ

ストレスや鬱、健康に気がかりがある人は一次産業が向いているかも

収入が安定していること、漁業といっても多種多様な働き方があるので、様々な接点がある場所を選ぶ

漁業だけでなく、副業も含めて可能性を模索しておく

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