きのこ漫談93

きのこ漫談92

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:カラカサタケ、妻:ウスヒラタケ」(どん)

(白髪の女性がふらっと喫茶店に入る)

「カラン、カラン🔔」

「風が強く、少し冷たい陽気な昼下がりを皆様いかがお過ごしでしょうか?」

(ラジオから軽快な声が聞こえる)

「如何いたしましょう?」

(喫茶店のマスターが一人で切り盛りしているようだ)

「ホットで」

「畏まりました」

(ラジオからはパーソナリティがお昼のナンバーを紹介しようとしている)

「それでは、今の気分にぴったりのナンバーをお届けします」

「続いてはこちらのナンバーを」

「お待たせしました」

「ありがと💗」

「お相手はC.P.でした」

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「何なんですか?これ」「あ~、懐かしい」

「こりゃ、何を言っても無駄か(笑」

茸師の部屋91

茸師の部屋90

「今回は俳優のカラカサタケさんです」

「よろしくお願いします」

「やっとあなたがおいで下さってほっとしていますのよ」

「どうやら弟が随分とお世話になったみたいで」

「ほんと、大変だったんだから💗」

「なんだかんだで、こっちでは初出演ということらしいので、軽くご紹介しますね」

「海外でもパラソルマッシュルームでお馴染みということで、色合いが他のカラカサタケさんと違って落ち着いていて・・・」

「あなた無臭って言われてて、鱗粉の方だと思うけど、傘にほんのり味わいのあるフェロモンが出てるわよね(笑」

「何か出てますか(笑」「わたし、好きよ💗」

「今日は弟さんもお出になられてたわね」

「何かもう季節がわけわからんので、いつ出番になるのかこっちも困ってますわ」

「ふふ」

「実際のきのこをチェックしたい方はこのYouTube動画をお見逃しなく!」

きのこ漫談92

きのこ漫談91

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:カンゾウタケ、妻:ヌメリツバタケ」(どん)

「これは感謝せなあかんのかなあ」「どういうことです?」

「これが転換点らしいわ」「?」

「お二人は普段何されてますの?」

「夫:神主を」「妻:心理カウンセラーをしています」

「へええ、どういった経緯でお二人は?」

「妻:私がアルバイトで夫の勤め先に行ったのがきっかけで」

「はー、それで」

「妻:実は私、霊感が強くてここには何やら邪気が充満していますね」

「え?どういうこと?」

「夫:菌師さん、天にツバを吐いて、舌で受け止めて下さい」

「ううう、頭を上に向けて、ツバを吐く・・・って難しいなあ」「ふふふ💗」

「ぴゅぅっうううううう↑」「べちゃ↓」

「うわああ、顔にべったりついてもーたがな、自分のツバやけど」

「妻:はい、これで天罰が下りたので、もう大丈夫です」

「え?どういうこと?」

「夫:どうやら、菌師さんは地縛霊に取りつかれていたようですね」

「はー、道理でここんところ、同じ夢ばかり見てたから頭おかしかったもんなあ」「いつもでしょ(笑」

「妻:霊もみっこみこされたようなので、もうご心配なく」

「ほんま、おーきに」

「ところで、お二人の洗礼の儀式はなんやったの?」

きのこ漫談91

きのこ漫談90

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:マントカラカサタケ、妻:ウスヒラタケ」(どん)

「しっかし、旦那さんの方よー来はるね」「あなたがそうしてんるでしょ(笑」

「夫:菌師さん、ちょっといいですか?」

「ん?どうぞ(お!、今までで旦那さんからはないんちゃうか)」「(ふふふ)」

「夫:今までが良すぎて、夢想する日が続いて困っているですよ」

「って、言ってるけど、奥さんはそれどう思いますの?」「聞くんじゃない(怒」

「妻:主人の昔の事は把握しているんですが、何分私はその・・・感情の起伏が薄くて」「ちょっと、ちょっと」

「はー道理で虚空に撃つわけですな」「こら、こら」

「確かに心なしか立が悪い気がしますわ」「おーい😡」

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「ちょっとそこに正座しなさい」「はい」

「どう考えてもこうはならんでしょ?」「ドームとアーチであっちっちって」

茸師の部屋90

茸師の部屋89

「今回は女優のウスヒラタケさんです」

「今後は秋冬のきのこさん方がお見えになる予定です」

「よろしくお願いします」

「やっとあなたたちを紹介出来る日が来たと思うと、考え深いわね」

「あら、それはどうしてです?」

「わたくしのフィールドだと、秋冬のきのこさんたちって数えるほどしかお出にならないから、もうここまで来たんだと思うとね」

「それにカラフルな夏きのこさん達と違って、あなたたちこの時期に一度出ちゃうと次わかんないでしょ?」

「まあ、否定はしませんけど💗」

「それはそうと、あなたと御一緒になった方がどうも判らなくてね」

「シメジさんのお仲間だと思うんだけど、傘に滑りはなく、生噛りだとほのかに甘くて・・・」

「まあ、食べれたら関係ないか(笑」

「ふふふ」

「実際のきのこをチェックしたい方はこのYouTube動画をお見逃しなく!」

きのこ漫談90

きのこ漫談89

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:ホオベニシロアシイグチ、妻:マントカラカサタケ」(どん)

「久しぶりに落ち着いた感じで出来そうやね」「え?、そんなことありましたっけ(笑」

「お二人は普段何されてるの?」

「夫:マタドール」「妻:カジノディーラー」

「はー、道理で闘牛には目が無いけど、うさぎちゃんには目がいくわけですな」「こら、こら」

「夫:妻はルーレットとダーツの名手でね」

「ほう」

「妻:彼、目を離すとすぐに居なくなっちゃうから」

「それはまた大変な人を好きにならはりましたなあ」

「妻:ええ、色々使わないと、留められなくてね💗」

茸師の部屋89

茸師の部屋88

「今回は怪異モンスターズ”色欲魔人”ことホオベニシロアシイグチさんです」

「よろしくお願いします」

「やっぱり最後はあなたなのよね、”色欲魔人”の最終形態変化、要塞(砦)化」

「何ですか?それ(笑」

「他のイグチさん達が居なくなっても、あなたは晩秋までいるものね」

「しかも、虫に食べられることも少なく、大きくなるし・・・それにまわりの色合いと同調してほんと見つけにくい」

「ほんと落葉に擬態しているかのように、ステルスするもの」

「それでも目ざとく発見されるじゃないですか?」

「ええ、その若い時の白い足(柄)は目立っちゃうし、それに大きくなると流石にね💗」

「あなたもそうだけど、今残っているイグチさんと言えば、キアミアシイグチさんとかハナガサイグチさんだから、ほんと黄昏よね」

「実際のきのこをチェックしたい方はこのYouTube動画をお見逃しなく!」

きのこ漫談89

きのこ漫談88

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:マントカラカサタケ、妻:キイロイグチ」(どん)

「今日は思う事があってね、茸師さんにも来て貰ったわ」「へええ」

「よろしくお願いしますね💗」

「お二人はどういった関係で?」

「夫:航空機械エンジニアを」「妻:絵描きをしています」

「はー、道理で朝から全開でキャンバスにツッコむわけですな」「こら、こら」

「夫:折り入って頼みたいことがありまして」

「なんですの?」

「夫:私たちには時間がありません」「妻:色が失われてしまう前に」

「ん?、どういうこと?」

「夫:菌師さんに仲人をお願いしたくて」

「えーーー?、話進まんから、早速」

「(よいしょっと💗、準備中)」

「でわ、契りの言葉とxxを」

「夫:傘たちぬ」「妻:黄帽筆を迷わず」

「夫妻:💗」

(回想)

「?:うまくいったかね?」

「夫:まあね」

「?:君は生きのこらねば」

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「茸師さんに来て貰ったのにはどういう意図が?」「まあ、ええがな」

「最後にあれたのんます」「はい、はい💗」

「実際のきのこをチェックしたい方はこのYouTube動画をお見逃しなく!」

きのこ漫談88

きのこ漫談87

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:マントカラカサタケ、妻:ホテイイグチ」(どん)

「令嬢繋がりで相手してもらうわ」「へええ」

「お二人は職場結婚とか」

「夫:おう、嫌、はい」「妻:ええ」

「妻:(ちょっと、リョウちゃん、ちゃんとやってよ😡)」

「夫:(何で儂が変装してこんな番組に?ナカ川が出りゃ良かったんじゃないのか?)」

「妻:(ケイちゃんは有名人だし、目立っちゃうでしょ)」

「どうかしました?」

「妻:いえ、何も、マイクをお借りしても?」

「ん?、どうぞ」

「妻:えーーっと、わたしたちは結婚しているので、あなたのプロポーズはお受け出来ません!以上」「ふふふ」

「妻:マイクお返しします」

「あ?はい、それはどういう意味ですの?」

「妻:こちらの話で、ほほほ💗」

(番組終了後)

「奥さん、あれどういうこと?」

「妻:これは内密に、実は私の父が経営している会社の取引先の方との縁談があって、それをお断りしたんですが、相手側がしつこくて」

「ほう、それで偽装結婚の公開宣言を」

「妻:そうなります、すみません」

「(バタン!!)」

「リョウさまーーーーー!!!」

「酷いですわ、私というものがありながら、よりによって麗子さんと」

「夫:何だ?マリア?聞いてなかったのかよ、おい、ナカ川!、説明しておけといっただろ?」

「すみません、先輩!!、僕じゃマリアさんに説明しても留められなくて」

「夫:何でだよ(笑」

「あんまりですわーーーー」

「バキバキ」

「夫:やめろ!お前のそれはマジで粉骨砕身になってしまうーーー」

「リョウさまの卑怯者ーーーー」

「夫:ギャアアアアア」

「妻:ふふふ💗」

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「マントカラカサタケさんには踏んだり蹴ったりやったな(笑」「ジィーー」

「?、わかってるがな、あの人はもちろん寺井さんやがな」「ほっ」

茸師の部屋88

茸師の部屋87

「本日は秋の交通安全運動PRのため、とある派出所の方々にお越し頂きました」

「よろしくお願いします」

「あれ?、あなた方どういうことです?」

「久しぶり、勢揃いしたので来ました」

「一応ご紹介しておきますね💗」

「左上からアイタケさん、ホテイイグチさん、ムラサキヤマドリタケさん、下段にヤマドリタケモドキさん、キアシヤマドリタケさん、最後にマントカラカサタケさん」

「交通安全ってどういうことかしら?」

「つまり、口から○門へと続く道の安全管理の徹底について」

「ふふ💗」

「それはさておいて、前置きが必要なので少し説明させて頂きますと・・・」

「ある漫画『こちら○○区亀○公園前派出所』のキャラクターに皆さんが扮しているということらしいです」

「そうですよね?部長のアイタケさん💗」

「ええ、今回はホテイイグチから一言」

「次は僕の出番ですか?」

「ドキ!(マントカラカサタケ)」

「最後に、実際のきのこをチェックしたい方はこのYouTube動画をお見逃しなく!」