桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!
「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」
「夫:滋賀県出身ゴムタケ、妻:兵庫県出身カラムラサキハツ」(どん)
「回遊魚さんたちはいかはりましたか?」「そうみたいですね」
「もうさすがにネタ切れちゃうん?」「まだあるみたいですよ」
「え?もう切り上げて旅にでも行きたいわー」「どこに行きたいんですか?」
「インド」「嫌な予感」
「そうそう、今回のお二人はバックパッカーで旅先で出会って、帰国後お店を開く予定らしいんやけど、詳しく聞いてみよか」
「何なんです?その設定」「ええから、ええから」
「お二人は何のお店を開く予定なん?」
「夫:きのこコーヒー専門店です」「妻:きのこスイーツ専門店です」
「妻:菌師さん、ちょっとええですか?」
「あ、はい、どうぞ」「(久しぶりの展開でドキドキすんなあ)」「(そうですね)」
「妻:あんた、何とち狂ったこと言ってんのか、わかってる?」
「夫:いや、全然いけるやろ、俺コーヒー好きやし」
「妻:好きとか嫌いとかじゃなくて、あんたそもそもコーヒー、ブラックで飲めへんやん」
「夫:関係ないやろ、そんなん、お前の方こそ、スイーツって柄ちゃうやろ」
「妻:はー?どうみてもいけるでしょ?」
「夫:俺は知ってんでー、実は・・・」
「妻:それ言うたらあかん」
「夫:聞いてくださいよ、菌師さん、嫁は辛党なんですよ」
「妻:しゃあないでしょ?イメージ先行で何が悪いん?どうせ食べたことある人なんて、そんなおらんから、バレへんと思ったんですー」
「夫妻:どう思います?菌師さん」
「なんや、聞いてたら、お互い様な感じするし、もう両方やったらよろしいやん?デザート喫茶とかにしたら」
「夫妻:💡」
「夫:ありがとうございます、そうと決まればこんなとこオサラバして、作戦会議しにあれ食べに行こか」
「妻:あれね」「夫妻:でわ、失礼します💗」
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「切替はやいなあ」「そうですね」
「何食べに行かはったと思う?」
「僕は餡蜜か杏仁豆腐やと思うんやけど」「両方でしょ💗」