桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!
「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」
「夫:マンネンタケ、妻:カバイロツルタケ」(どん)
「ちょっと夏風邪引いたっぽいわ」「近寄らんといて下さいよ、もう」
「人の事、バイ菌みたいに」「え?、違うんですか(笑」
「そんな事より、今回のお二人を迎えますか、ゴホゴホ」
「自己紹介をお願いします」
「夫:製薬会社で薬の研究開発をしております」「妻:酒造会社で働いています」
「はー、道理で薬品の匂いがするわけや」「どんな嗅覚してるんですか?」
「お二人は風邪引いてもあれでっしゃろ、自分らで被検体になったつもりで色々と試せるんちゃいますの?」
「夫:それがこの前、僕が風邪を引いたときに彼女が作った薬を試したんですが、お酒のジンにキノコを入れたうがい薬を渡されましてね」
「妻:どうだった?」
「夫:喉がガラガラジンジンとして、それはもう熱がさらに高くなりましてね」「ふふふ」
「妻:あーそうなの、私が寝込んだ時にあなたがくれたお薬、あれ何だっけ?」
「夫:ん?、ウイスキーにキノコ入れた風邪薬やろ、どうやった?」
「妻:幻覚みえたわよ💗」
「何か楽しそうで何よりですわ、ほんなら僕にも何かあります?」
「夫妻:菌師さんには生きのこ(生薬)💗」