桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!
「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」
「夫:東京都出身キツネノエフデ、妻:京都府出身ケショウハツ」(どん)
「これは、いろいろと想像が膨らむけど、何やろか?」「何でしょうかね?」
「聞いてみよか」「自己紹介をお願いします」
「夫:メイクアップアーティストです」「妻:ヒップホップアーティストです」
「はー、ちょっと横文字はわからんけど、つまり芸術家ってことでよろしい?」
「夫:平たく言えばそうですけど、やっぱり難しいですよね」
「僕、小馬鹿にされた?今?」「どう、どう」
「妻:すみません、うちの主人、業界内で『きのこ伝道師』と呼ばれてて、ちょっと天狗になってしまっていて」
「道理で、そんなに鼻が長くて、赤いんや」「こら、こら」
「夫:神の使いとして、彼女たちを輝かせるのは僕にしか出来ない事だと自負して居ります」
「さらっと、彼女たち?って言ったけど、どういうことですの?」
「妻:夫から手解きを受けている方が多数いて、もちろん私もそのうちの一人なんですけど」
「妻:ただ、彼の捌きを一度でも味わうと、心地よくて抵抗できないんですよね」
「わかるわー、筆でお尻をコショコショされたら、どうにもならんもんなあ」「何なんです?その変態的な遊びは(笑」
「奥さんはあれですか?歌手をされているんですか?」
「妻:はい」
「なんか代表的な歌とかありますの?」
「妻:『カブトムシ』です」
「え?、カブトムシ?」
「妻:彼がそばにいるだけですごく虫に好かれちゃうんですよ」
「夫:彼女だけじゃないですけどね、僕がいると、周りに虫がすごく寄ってくるので」
「夫:逆に悪い虫が付かないように、彼女たちをしっかり守ってあげないと(チラ」
「なんか嫌な視線感じたけど、それで一夫多妻制なんや、羨ましいぃー」「えーーー」
<<<>>>
「ヒールも疲れるわ」「そうですね」
「何か癒しないの?」「はい、シップ」