茸師の部屋10

茸師の部屋9

「元花魁で遊郭を経営されていますタマゴタケさんです」

「わたくしとは昔からのお友達で、大変鋭い方です」

「宜しくお願いします」

「”元”だなんて、酷いいいようじゃありません?」

「気にしない、気にしない(笑」

「多分これを視聴してくださってる方は知らないんじゃなくて、あなたが昔どう呼ばれていたか」

「ここでそれ言っちゃいます?」「赤蝮山太夫」「ふふ」

「『タマゴタケ』なんて誰が考えたか知りませんが、まさしく『頭(胸)隠して尻隠さず』じゃありません?」

「シンボルステータスにしては、表現が幼いとは思うけど」

「シンボルついでに、茸師さんはお尻とお胸どちらにまず視線が向かいます?」

「わたくし?私はどちらかというお尻かしら?赤ちゃんのお尻みたいでプリっとしていてかわいいじゃない」

「茸師さんならそう(答える)かもしれませんが、お胸を無視するのは困難じゃありません?」「そうねえ」

「これは直観で憶測的な話なんですが、御披露してもよろしいですか?」

「あなたの直観はやばいから💗」

「遊郭での経験から」

(それと)【シンボルステータスの芸術的表現の変遷かつ文化人類学的見地から】

「導き出した答えは・・・」

 

「聖蘭茸(セイランタケ)またの名をチューリップタケ」

 

「あなたも相当な卵好きね💗」

「わかっちゃいます?、やっぱり茸師さんには敵いませんね」

「だって、『なまたまご』大好きですもの💗」