きのこ漫談92

きのこ漫談91

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:カンゾウタケ、妻:ヌメリツバタケ」(どん)

「これは感謝せなあかんのかなあ」「どういうことです?」

「これが転換点らしいわ」「?」

「お二人は普段何されてますの?」

「夫:神主を」「妻:心理カウンセラーをしています」

「へええ、どういった経緯でお二人は?」

「妻:私がアルバイトで夫の勤め先に行ったのがきっかけで」

「はー、それで」

「妻:実は私、霊感が強くてここには何やら邪気が充満していますね」

「え?どういうこと?」

「夫:菌師さん、天にツバを吐いて、舌で受け止めて下さい」

「ううう、頭を上に向けて、ツバを吐く・・・って難しいなあ」「ふふふ💗」

「ぴゅぅっうううううう↑」「べちゃ↓」

「うわああ、顔にべったりついてもーたがな、自分のツバやけど」

「妻:はい、これで天罰が下りたので、もう大丈夫です」

「え?どういうこと?」

「夫:どうやら、菌師さんは地縛霊に取りつかれていたようですね」

「はー、道理でここんところ、同じ夢ばかり見てたから頭おかしかったもんなあ」「いつもでしょ(笑」

「妻:霊もみっこみこされたようなので、もうご心配なく」

「ほんま、おーきに」

「ところで、お二人の洗礼の儀式はなんやったの?」