桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!
「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」
「山梨県○○町から来ましたシロヤマドリタケ」(どん)
「またけったいな人が来はったわ」「ふふふ」
「僕の口からはよう言われへんけど、誰かに似てるとか言われるでしょ?」
「もしかして、テ●ガですか?」「そう、白い粉を被ったテ●ガ」「まあ、いやらしい」
「普段は何されてるんです?」「ポルチーニ座という劇団に参加しています」
「道理で白い化粧をしてはるんや、歌舞伎俳優になったつもりで」
「実はこれお化粧ではないんです、地です」「地ーて、そんなことあるかいなあ」「へええ」
「その劇団には他にだれがいはるの?」
「団長のヤマさん、それに赤さん、紫さん、煤けさん、黄金さんなどのベテラン勢に、若手で団長の息子のモドキ君」
「なんやカラフルな劇団やね」「地ということはオタクも相当なベテランなわけや」
「実はそうでもないんですよ、知名度なら、息子のモドキ君の方がありますし、巷では紫さんの影武者(アルビノ)とか言われる始末で」
「なんや、そのへんはようわかりませんけど、ご立派になられましたなあ」
「ありがとうございます!」
「で、実際はどうでしたの?(お味は?)」
「それが役(同定)に夢中で、バラバラになってしまって」
「そんなこといーたかて、少しぐらいはいけたんとちゃいますの?」「ツッコまない」