元漁師が選ぶ贈呈用海産物3選

タイトル詐欺になりますが、水産会社にいた時の福利厚生で年末に以下の三つから好きなのを選んで貰えるという風習がありました

氷見ブリ、北海道新巻鮭、北海道かずのこ

関西人から見たらどれも珍しい物でありますが、家族が好きなので「かずのこ」を選んでいました

ブリについて

語弊がないようになるべく丁寧に語りますが、当時の会社内の漁師のあいだではブリはそれほど人気のある魚ではありませんでした。漁場で水揚げされるブリはそれほど脂の乗りが良くなく、養殖のブリの方が美味しいという

それでも脂がくどくて、とてもたくさんは食べれない(贅沢な悩みですね)

寒ブリと呼ばれるブリの旬はこれから

昨今の温暖化の影響で北海道でもたくさんのブリが水揚げされているようで、それが現地で消費されずに全国に回る状況

今まではスルーしていた天然ブリを鮮魚店で見つけては脂ののり具合を見て、購入するようになりました(柵の状態がわかりやすい)

天然ブリの評価はカンパチ・ヒラマサよりも若干低めの相場になっているので、おすすめです