きのこ漫談8-1

きのこ漫談7

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:岩手県出身カラカサタケ、妻:秋田県出身ホコリタケ」(どん)

「これは三択やな」「どういうことです?」

「まあ、ええわ」「立ちんぼさせてるのも悪いし、お座り下さい」

「直球でお聞きします、旦那さんのご職業は?」

「夫:野球選手です」

「ほらみー、ってわからんわな、言うてないしw」「そうですよ」

「あの二刀流の方に似てるって言われるでしょ?」

「夫:少しだけ」「へええ」

「謙遜してはるけど、僕には分かりますよ、そのボールみたいな傘とバットみたいな軸、まさしく野球をするために生まれてきたと」

「それで奥さんとはどこで知り合わはったん?」

「夫:夜にJazzBarで飲んでたら、彼女が演奏してたんですよ」

「それで知り合ったと」

「夫:いや、その時はゲームに負けて少々イライラしていて、アルコールも入っていたのでうる覚えなんです」

「夫:次の日のゲームで出塁した際に、けん制でベースに手から突っ込んだ時に急に思い出しまして」

「何をですの?」

「夫:このベースの感触、あの時の感じに似てるわって」

「夫:ゲーム終わってすぐに店に行って、告白したんです、『僕と付き合ってください』って」

「奥さんそれでどうしはったん?」

「妻:彼が酔っ払った日、私が介抱してあげてたんですが、覚えてないらしくて」

「妻:まさかあの野球選手に、あ、彼の事ですが、告白されるとは思ってもみなかったのでびっくりしましたけど、OKしました」

「何が良かったん?」

「夫妻:フィーリング(感触)です」

「フィーリングってどういうこと?」

「夫:彼女マシュマロ肌なんですよ❤」「妻:彼見た目に反して柔肌で❤」

「え、肌感ってこと?」

「夫妻:そうでーす❤」

「うわ、急にデレ始めたで」

「もう一つの択いってみる?」「え?」

To Be Continued

きのこ漫談8-2