「改めて、巨鳥山賊団”若頭”ヤマドリタケモドキさんです」
「併せて、ニューフェイスの方のご紹介もして頂けるとの事です」
「それでは、よろしくお願いします」
「今更だけど、あなた引っ張りだこね、今日もたくさんお出になられてて」
「きのこ使いが荒い監督の下でもう大変ですよ」「ふふ」
「でも、あなたもいろいろな役を演じられて、さぞかし認知度があがったんじゃないかしら」
「そうですね、若手として入ったのが懐かしいですね」
「そう、それで”若頭”にさせて頂いたんですけど、一団に新しく入られた方がいらっしゃるとか」
「ええ、”黄足”ことキアシヤマドリタケ?さん」
「ずい分と大きい方ね💗」
「ええ、一日見ない間でこれですからね、僕に引けを取らないですよ」
「ちょっと比較させて貰いますけど」
「あなたの方が少し小さいくらい?」
「そうですね、芳香はないですけど、(今日は)彼の方がでかかったですね、名前の通り、足が黄色いですし」
「ところでお味の方はどうなっているのかしら?」
「それ含めて、まだよくわかってないらしいですね」
「あら、そう」
「と言いつつ、もう楽屋で少し堪能させて頂きました」
「え?そうなんですか?」
「どうでした?」
「あなたの方が上ね💗」