桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!
「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」
「夫:ホテイイグチ、妻:ムラサキヤマドリタケ」(どん)
「”星に願いを”したことあるやろ?」「ええ」
「今日もやけど、この二人に決めて貰うわ」「好きですねえ(笑」
「お二人はどこで知り合わはったん?」
「夫:街で偶然」
「妻:少し違うかな💗」
「夫:そやそや」
(プレイバック)
「妻:明日で転向すんの?」「夫:うん」
「妻:だったら、短冊に願い事しようよ」
「(二人は今、夜の公園の大きな滑り台の上にいるという前提で以下)」
「夫:『天の川でスプラッシュマウンテンしたい!』」
「妻:『クリスマスが早く来ますように!』」
(ロールバック)
「夫:で、街で出会ったときに今晩一緒に食事でも行かない?って誘ったんや」
「妻:そうそう、気になるお店が同じだったんだよねえ💗」
「夫:フレンチコースを堪能して、その後ホテルでいろいろ確かめ合ったんですけど・・・」
「何ですの?その含み」
「妻:お互いその時パートナーがいて、もう一度会おうってなったときにお互いのパートナーも連れてくるという話になったんですよ」
「夫:で、お互い連れて来たパートナーっていうのが・・・」
「ん?この二人は?もしや!」
「夫:ええ、ご想像通りで、お互いの事を確かめた上での選択がこのような結果になりました」
「せっかくやし、横に並んでもらってもええ?」「夫妻:はい💗」
「はー、道理でボーイズ&ガールズつまりマーマレード・ヒューマンやな」「ははは」
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「雨が降らんでも、虹は見れたやろ」「ええ」
「これは流石に補足事項が多すぎるな」「そうですね」
「どれからいく?」「食事について」
「”最後の晩餐”の続き」
「フレンチコースの内容は?」
「メニュー:食前酒、きのこと赤舌平目のムニエル、蒸れバナナとアップルのパイ包み焼き、ビーンとスッポン肉のスープ、赤と紫の野いちごのタルト」
「こんな合成なフレンチ”ジビエ”料理あらへんやろ?」
「想像出来ない」
「キクバナイグチさんの配役は?」
「ミラーボール」「(笑」
「今日は僕も無礼講で枝付き黒ずきんのお豆さんでビールしますわ」「わー、私も混ぜて💗」