きのこ漫談64

きのこ漫談63

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:ホテイイグチ、妻:ムラサキヤマドリタケ」(どん)

「”星に願いを”したことあるやろ?」「ええ」

「今日もやけど、この二人に決めて貰うわ」「好きですねえ(笑」

「お二人はどこで知り合わはったん?」

「夫:街で偶然」

「妻:少し違うかな💗」

「夫:そやそや」

(プレイバック)

「妻:明日で転向すんの?」「夫:うん」

「妻:だったら、短冊に願い事しようよ」

「(二人は今、夜の公園の大きな滑り台の上にいるという前提で以下)」

「夫:『天の川でスプラッシュマウンテンしたい!』」

「妻:『クリスマスが早く来ますように!』」

(ロールバック)

「夫:で、街で出会ったときに今晩一緒に食事でも行かない?って誘ったんや」

「妻:そうそう、気になるお店が同じだったんだよねえ💗」

「夫:フレンチコースを堪能して、その後ホテルでいろいろ確かめ合ったんですけど・・・」

「何ですの?その含み」

「妻:お互いその時パートナーがいて、もう一度会おうってなったときにお互いのパートナーも連れてくるという話になったんですよ」

「夫:で、お互い連れて来たパートナーっていうのが・・・」

「ん?この二人は?もしや!」

「夫:ええ、ご想像通りで、お互いの事を確かめた上での選択がこのような結果になりました」

「せっかくやし、横に並んでもらってもええ?」「夫妻:はい💗」

「はー、道理でボーイズ&ガールズつまりマーマレード・ヒューマンやな」「ははは」

<<<>>>

「雨が降らんでも、虹は見れたやろ」「ええ」

「これは流石に補足事項が多すぎるな」「そうですね」

「どれからいく?」「食事について」

「”最後の晩餐”の続き」

「フレンチコースの内容は?」

「メニュー:食前酒、きのこと赤舌平目のムニエル、蒸れバナナとアップルのパイ包み焼き、ビーンとスッポン肉のスープ、赤と紫の野いちごのタルト」

「こんな合成なフレンチ”ジビエ”料理あらへんやろ?」

「想像出来ない」

「キクバナイグチさんの配役は?」

「ミラーボール」「(笑」

「今日は僕も無礼講で枝付き黒ずきんのお豆さんでビールしますわ」「わー、私も混ぜて💗」