きのこ漫談4

きのこ漫談3

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:北海道出身ハナビラタケ、妻:兵庫県出身ナメコ」(どん)

「いやー、嬉しいね、初めてちゃう?夫婦揃って来はったん?」「そうですね」

「奥さんは・・・結構有名な方ですよね?いろんな所で活躍されているのを拝見していますし、よくお世話になってます(笑」

「旦那さんは・・・あんま見かけへんけど、最近ちょくちょく舞台(市場)に出てはりますよね?」

「やっぱり、馴れ初めというか出会いは舞台とかで?」

「夫:そうです、普段は活動場所とか時期が異なっていたので、出会うことはなかったんですが、いつ頃からか舞台で競演することがありまして」

「で、どちらからアプローチしはったん?」

「夫:どっちやろ?妻:私の方かな?」

「妻:最初見た時に『うわ、白馬の王子様が来た!』ってな感じで興奮したのを覚えてます」

「夫:え、そうなん?」

「妻:だって、普段からシイタケさんとかマイタケさんとか近くにおったけど、昔からの付き合いが長いし、ちょっとごついし、日焼けとかしてて、オラオラしてて私ちょっと苦手やなあって」

「確かに、シイタケさんは貫禄ありますよねえ、マイタケさんもええ芝居しはる」「けど、そんなこといーたかて、奥さんも名女優やないですか?」

「妻:この人なら私に合うかなって、それで声かけたんです」

「夫:レジェンドのシイタケさんにマイタケ先輩には今でもかないませんわ」

「で、付き合うきっかけは何やったん?」

「夫:味噌煮込みうどんでした」「味噌煮込みうどん?」「ふふふ」

「夫:実は味噌煮込みうどんには僕主役で出演してたんですが、妻は舞台袖のフリーズドライの味噌汁の脇役でした」

「夫:その時は煮込まれすぎてて、ボロボロだったんです、そんな時に彼女がそっと潤してくれたんですよ」

「妻:彼はそれでも丈夫でしっかりと歯ごたえを見せていました」「あ、この人ならどんな状況でもやっていけるんちゃうかなって、それにやっぱり若くてイケメンの方がいいですし」

「それで付き合うようになったと」「夫妻:はい❤」「あらまあ」

<<<>>>

「いやー味噌煮込みうどんとは驚いたなあ」「そうですね」

「なんかあります?」「奥さんはフリーズドライより生の方がええんとちゃうかなあ」