茸師の部屋6

茸師の部屋5

「作家で俳人のアカヤマドリさんです」

「とってもユニークな方なので、楽しみです」

「宜しくお願いします」

「あなた、最近ちょくちょく番組で拝見しますけど、ずいぶんと多才(彩)ね?」

「他人の空似じゃないですかね?」

「左があなたが小さい頃のお写真で、右はいつのかしら?」

「これは僕が老齢の頃の写真ですね」

「???今のあなたはとても聡明に感じるけど(笑」

「頭をとっかえるんですよ、こうやって(ズボ)」

「びっくりした!」

「ははは、被り物ですよ、(変装を)見破れるものはそうそう居られません」

「名前も然り。自分でも何が何だか分かりません」

「そうよね、何故かあなただけ呼び捨てですものね(笑」

「あ、やっぱりそこをつつきますか?」

「アカヤマドリ茸って呼んでほしいんじゃなくって」

「そうですね、もうこの際アンパンマンとかでいいんじゃないですかね」

「どっちかっていうと、カレーパンマン❤」

「最後に茸師さんに一句プレゼントしますよ」

「あら、嬉しい」

「雌(面)鳥の  、容姿うるわし、 金(菌)のごとし」

「ちょっと何言ってるか分かんない」

参考:

きのこ漫談

きのこ漫談7