きのこ漫談16

きのこ漫談15

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:福岡県出身アイタケ、妻:長野県出身カバイロツルタケ」(どん)

「これまた見事な対比やなあ、心が洗われるようやわ」「そうですね」

「お二人はどこで出会わはったんです?」

「夫:おとぎの国です」

「そんな国聞いたことないなあ?聞いたことある?」「ぜんぜん」

「ちょっと説明してもらってよろしい?」

「夫:実は海辺で虐められるいる亀を助けたら、おとぎの国にある竜宮城に連れていかれまして、そこで出会ったのが、妻だったんです」

「妻:そこで彼が私に対して好意を持ってくれたみたいなんですが、生きている世界や時間軸が違うから、どうしても一緒にはなれないとお断りしたんです」

「妻:彼はそれでも諦めることは出来なかったらしく、死後転生して、今のような姿に」

「夫:妻もどうやら私の事を思っていてくれたらしく、同じく死後このような姿に」

「それで今に至ると」

「夫妻:はい」

「夫妻:恋話は永遠ですから💗」

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「鶴亀算って知ってる?」「はい?」

「103x104で三四になるんやけど、内緒やで」