きのこ漫談37

きのこ漫談36

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:マンネンタケ、妻:カバイロツルタケ」(どん)

「ちょっと夏風邪引いたっぽいわ」「近寄らんといて下さいよ、もう」

「人の事、バイ菌みたいに」「え?、違うんですか(笑」

「そんな事より、今回のゲストをお迎えしますか、ゴホゴホ」

「自己紹介をお願いします」

「夫:製薬会社で薬の研究開発をしております」「妻:酒造会社で働いています」

「はー、道理で薬品の匂いがするわけや」「どんな嗅覚してるんですか?」

「お二人は風邪引いてもあれでっしゃろ、自分らで被検体になったつもりで色々と試せるんちゃいますの?」

「夫:それがこの前、僕が風邪を引いたときに彼女が作った薬を試したんですが、お酒のジンにキノコを入れたうがい薬を渡されましてね」

「妻:どうだった?」

「夫:喉がガラガラジンジンとして、それはもう熱がさらに高くなりましてね」「ふふふ」

「妻:あーそうなの、私が寝込んだ時にあなたがくれたお薬、あれ何だっけ?」

「夫:ん?、ウイスキーにキノコ入れた風邪薬やろ、どうやった?」

「妻:幻覚みえたわよ💗」

「何か楽しそうで何よりですわ、ほんなら僕にも何かあります?」

「夫妻:菌師さんには生きのこ(生薬)💗」

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「そういや、ここ数年風邪らしい風邪引いたことないわ」

「”馬鹿は風邪を引かない”ってホントなんですね」

「今日は辛辣やねえ」