茸師の部屋46

茸師の部屋45

「巨鳥山賊団”女帝”のムラサキヤマドリタケさんです」

「よろしくお願いします」

「やっぱりあなたも出てきましたね、菌師さんに連絡してあげなくちゃ💗」

「私って、”赤鬼”さんとほぼ同時期に出ますでしょって分からないかあ」

「あなたの方が条件が少しシビアよね」

「まあ、そんな事はさておいて、ムラサキ系のきのこさん達ずいぶんと来て頂いたんですけど、やっぱりあなたがダントツで綺麗ね、ましてやその美貌たるや、羨ましい💗」

「やだ、茸師さんったら、何をそんな当たり前の事を」

「でも、世間の方たちはあなたが『両刀使い』って知らないんじゃなくって」

「それここで言っちゃう?ママったら💗」

「ママ!?シィーーーーーー💗」

「そのせいかもしれないけど、あなたを見てると、何故か哀愁というか背徳感を覚えずにはいられないのよねえ」

「そんな事考えてるのもママぐらいじゃないですか?」

「だ・か・ら、ママって言わないの💗」