「巨鳥山賊団”女帝”のムラサキヤマドリタケさんです」
「よろしくお願いします」
「やっぱりあなたも出てきましたね、菌師さんに連絡してあげなくちゃ💗」
「私って、”赤鬼”さんとほぼ同時期に出ますでしょって分からないかあ」
「あなたの方が条件が少しシビアよね」
「まあ、そんな事はさておいて、ムラサキ系のきのこさん達ずいぶんと来て頂いたんですけど、やっぱりあなたがダントツで綺麗ね、ましてやその美貌たるや、羨ましい💗」
「やだ、茸師さんったら、何をそんな当たり前の事を」
「でも、世間の方たちはあなたが『両刀使い』って知らないんじゃなくって」
「それここで言っちゃう?ママったら💗」
「ママ!?シィーーーーーー💗」
「そのせいかもしれないけど、あなたを見てると、何故か哀愁というか背徳感を覚えずにはいられないのよねえ」
「そんな事考えてるのもママぐらいじゃないですか?」
「だ・か・ら、ママって言わないの💗」