茸師の部屋45

茸師の部屋44

「巨鳥山賊団”赤鬼”のアカヤマドリさんです」

「もう何度目かのご出演になりますが、よろしくお願いします」

「今回はそういう紹介でいきますか」

「仕方がないじゃないの、あなた個性が強くて、目立つんですもの💗」

「わたくしのフィールドでは団長のヤマドリタケさんはお出にならないから、あなたが実質の団長みたいな感じよね」

「そうですね、若いもん(ヤマドリタケモドキさん)がちょろちょろと先走っとりましたが、やっと整ったんじゃないですか」

「そういや、モドキさんもお出になられてましたね」

「先にモドキさんを見つけて芳香を堪能してたら、その後にあなたが出るもんだから、上書きされちゃったわ」

「それに、これはちょっと失礼なお話なんですけど、最初遠目から見たらコガネヤマドリタケさんかなと思っちゃって、でも近づいたらそのダンディズム」

「まだまだですけどね」

「これぐらいのサイズ感が上品で素敵💗」

「他のメンバーが揃ったら、一度全員で遊びにいらして下さい」

「ええ、そうさせて貰います」