きのこ漫談52

きのこ漫談51

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:ムラサキヤマドリタケ、妻:アイタケ」(どん)

「これはちょっと難解やわ、自分でも」「どいうことです?」

「夫:お前は何でも”愛”とかいって束縛しようとするやろ」

「妻:そっちこそ、”自由”が素晴らしいとかいって、勝手に飛び回る癖に」

「ちょっとお二人はどういった関係ですか?」

「夫:アロー」「妻:ブラケッツ」

「はー、道理で人間には理解しがたい訳や」「え?、え?」

「夫:俺はいつでもお前を感じているけどな、それでも自由を選んだんや」

「妻:カッコつけなくても分かっているわ、私があなたを呼ぶような事はないけど、せめて心だけは掴んでいたいから」

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「何なんですか?これ」

「”禁断の愛”をテーマにしようとしたんやけど、僕もよーわからへんねん、でも、ふとね、浮かんだのよ」

「当事者にしかわからん愛の形ってやつが」