きのこ漫談53

きのこ漫談52

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:タケリタケ、妻:キヌガサタケ」(どん)

「エンドロールを考えてしまったね」「どういうことです?」

「これはどういうことや?まさか、また魔王軍が攻めて来たんか?」「え?(笑」

「観てみーや、また王女さんがダンゴムシに回されとるがな、勇者一行はどないしたんや?」

「夫:ううう、ううう、ううう」

「何言うてるかわからんがな」「ふふふ」(以後、翻訳)

「夫:すでにやられてしまって、デスナイト化してしまいました」

「はー、道理で白い粉を被ったテ○ガみたいになってる訳か」「この下りはもしや(笑」

「旦那さんはゾンビ化してまで何する気やぁ?」

「奥さんを観てみー、気品ある立ち姿やけど、なんかこれからのことを思うと哀愁が漂うなあ」

「そやけど、結局魔王軍の侵略に抗う術はなかったんか」

「夫:そんなことないですよ、菌師さん」「妻:ええ」

「夫:これが本来、私たち、きのこ世界の営みが繰り拡げられているシーンなんですから」

「妻:私もあと数時間の命(メイ)です」

「たちきのこの営みがくりひろげねぇ、これからお二人はお盛んなんですかね?それで僕が食べられへんのにも、忌(意味)があるわけですか」「誰が上手い事言えと」

「妻:そうなりますね」

「これから僕はどうしたらいいんですかね?」

「妻:辞意して下さい💗」

「そんな殺生な」