きのこ漫談59

きのこ漫談58

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:キクバナイグチ、妻:オニイグチ」(どん)

「おにぎりの具で何が好き?」「わたし?、おかかかなあ」

「それはさておき、今日のお二人は真剣交際の末のご登場とか」「ほったらかしですか(怒」

「お二人は普段何されてるの?」

「妻:剣道道場を切り盛りしております」

「あれ?旦那さんが紹介せえへんの?珍しいな」

「夫:何せ無駄話や私語厳禁の厳しい鬼嫁でしてね」

「妻:もうそれ以上言わない」

「へええ、それはまた大変な奥さんを貰わはったなあ、どうしますの?あれとか」

「夫:実は道場の昼休憩に出てくるおにぎりの形と具でわかるようになっていまして」

「はー、てっきり僕は竹刀の握り方とか振り方でサインするもんやと思てましたわ」「こら、こら」

「夫:嫁が説明するのもあれ何で、僕が言いますと、○おにぎりの場合はOKで、△おにぎりの場合はそれ以外、具は○の場合は中に、△の場合は外にという具合でしてね」

「妻:もうそれ以上言わない💗」

「奥さん、ちょっと恥ずかしそうやけど、続き頼んます」

「夫:それで、具体的な具の中身としては梅とウインナーが大別としてありましてそれで振り分けてますね」

「ということは、○おにぎりでウインナーが入ってると」

「夫:そういうことになりますね」

「妻:それ言わないの💗」「ふふふ」

「へええ、沢庵はどないしますの?」

「夫:数で想像して下さい」「妻:💗」

「最後、奥さん一言も喋らへんくなったけど、なるほどね、ちょっとおにぎりの見方変わりましたわ」

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「僕はね、筋子のおにぎりが好きなんよねえ」「あ、そ」

「なんや連れないなあ」「当然でしょ」

「んな事言って、おかかはわりかし誰とでも相性抜群なんやで」