茸師の部屋59

茸師の部屋58

「『コントきの信号』の御三方、アイタケさん、キアシヤマドリタケさん、コウジタケさんです」

「よろしくお願いします」

「今日はコントをしにいらしたの?」

「どうやら、そういう訳ではないらしく、情報のアップデートをしようかと」

「あら、どういう風の吹き回しかしら?」

「それぞれ順番に、ということで、最初はアイタケさんから」

「今日は同じ場所に私と似た緑色のきのこも居りましたので、比較しやすいかと申し付かっております」

「右側の個体が私ではないもののようですね」

「やっぱり、亀甲模様のような、マダラな感じがないわね」

「そうですね」

「続いては・・・キアシヤマドリタケさん」

「はい、味に関して続報がありまして」

「ほう」

「どうやら、湯掻かずにそのまま焼いて食べたら、香ばしい独特の味が堪能出来るとのこと」

「それ誰得情報なんでしょう?💗」

「最後に・・・コウジタケさん」

「あなた、一度菌師さんの方でネタにされた方じゃありません?」

「ええ、実はこの後も出演を控えてるということで、少し自己紹介しといた方がいいと、仰せつかって」

「へええ、で、どういった感じ?」

「カタカナだと分かりにくいですが、『麹(こうじ)茸』と言います」

「それで、お酒とか工事とか、何の事かさっぱりで」

「生えている場所も土砂とか瓦礫が崩落したような斜面かつ湧水が滴りそうなちょっと湿った場所に多くて」

「それで」

「とりあえず、実際のきのこをチェックしたい方は今日の日付のYouTube動画をお見逃しなく!」

「って、ここにリンク張ればいいのに?」

「(スタッフさん)茸師さん、それ今になって気づいたらしいですよ(笑」

「えええ」

「私の方ぐらいは有っても構わないと思うけど」

「(スタッフさん)なにやら、集中しすぎて気が付かなかったとか」

「集中って、下ネタじゃない💗」