茸師の部屋62

茸師の部屋61

「今日もホテイイグチさんにお越し頂きました」

「よろしくお願いします」

「あなた連日連夜ほんと大変ね」

「こっち来たり、あっち行ったりで有難いことです」

「それはそうと、今日珍しい体験をしたとか」

「ええ、いつものようにキノコ狩りをしてたらですね、珍しい鳥が鳴いていましてね」

「ほう」

「サンコウチョウ(三光鳥)ってご存知ですか?」

「いや、初めて」

「僕もつい最近まで知らなかったんですが、山で出会った鳥屋の人に教えて貰いましてね」

「そしたら、今日は僕の頭上の樹上で鳴いているのをシルエット付きで観ること出来たんですよ」

「へええ、これがその時の鳴き声?」

「ちょっと飛び立っていくのが見えましたね、長い尾をたなびかせて優雅に飛び回るのが見れてたんですけど」

「ぶっちゃけると、僕はサンコチョウって思ってましたね」

「あら、そうだと昨日のサンコタケさんと何だかそっくりね」

「ええ、一人だけちょっとテンションがあがってましたね、鳴き声が”月日星”って聞こえるとか、三光鳥と呼ばれる鳥として”イカル”がいるそうで」

「何だかすごい偶然ね」

「で、あなた昨日はCAT’S EYEと遊んでたんでしょ?💗」

「あ、そういえばそうでしたね」

「最後に、実際のきのこをチェックしたい方は今日の日付のYouTube動画をお見逃しなく!」