茸師の部屋23

茸師の部屋22

「家畜農家のヌメリイグチさんです」

「宜しくお願いします」

「あなた、”猪口(イグチ)”って呼ばれているそうですけど、どう思われます?」

「そうですね、イグチを代表するのも憚(はばか)れますけど、口じゃないかなって思いますね」

「やっぱりそうよね💗」

「はい、どうみても鼻の方だと思うんですけど、それだと”猪鼻(イバナ)”になっちゃうから、呼ぶとき、お花と紛らわしいからこうなったんじゃないかと」

「それに口でも鼻でもそうですけど、なんか汚らしいというか、涎だ、鼻水だっていう感じになっちゃいますね」

「ヌメリの比じゃない」

「そうそう、豚でもイノシシでもいいんですが、鼻の先端はプニプニしていて可愛いのは確かなので、何かいいネーミングないかなとは思いますね」

「わたしく、思いついちゃったのがあるんですけど、意見を伺ってもよろしくって」

「なんですか?」

「YAWARAちゃん💗」

「そーきましたか」「ジゴローお爺ちゃんも惚れ惚れするような見事な一本ですね」

「(フン!!)馬鹿娘にしては上出来じゃが、まだまだじゃ!って窘(たしな)められるんじゃないかしら(笑」

きのこ漫談13

茸師の部屋13

きのこ漫談23

きのこ漫談22-1

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:東京都出身キツネノエフデ、妻:京都府出身ケショウハツ」(どん)

「これは、いろいろと想像が膨らむけど、何やろか?」「何でしょうかね?」

「聞いてみよか」「自己紹介をお願いします」

「夫:メイクアップアーティストです」「妻:ヒップホップアーティストです」

「はー、ちょっと横文字はわからんけど、つまり芸術家ってことでよろしい?」

「夫:平たく言えばそうですけど、やっぱり難しいですよね」

「僕、小馬鹿にされた?今?」「どう、どう」

「妻:すみません、うちの主人、業界内で『きのこ伝道師』と呼ばれてて、ちょっと天狗になってしまっていて」

「道理で、そんなに鼻が長くて、赤いんや」「こら、こら」

「夫:神の使いとして、彼女たちを輝かせるのは僕にしか出来ない事だと自負して居ります」

「さらっと、彼女たち?って言ったけど、どういうことですの?」

「妻:夫から手解きを受けている方が多数いて、もちろん私もそのうちの一人なんですけど」

「妻:ただ、彼の捌きを一度でも味わうと、心地よくて抵抗できないんですよね💗」

「わかるわー、筆でお尻をコショコショされたら、どうにもならんもんなあ」「何なんです?その変態的な遊びは(笑」

「奥さんはあれですか?歌手をされているんですか?」

「妻:はい」

「なんか代表的な歌とかありますの?」

「妻:『カブトムシ』です」

「え?、カブトムシ?」

「妻:彼がそばにいるだけですごく虫に好かれちゃうんですよ💗」

「夫:彼女だけじゃないですけどね、僕がいると、周りに虫がすごく寄ってくるので」

「夫:逆に悪い虫が付かないように、彼女たちをしっかり守ってあげないと(チラ」

「なんか嫌な視線感じたけど、それで一夫多妻制なんや、羨ましいぃー」「えーーー」

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「ヒールも疲れるわ」「そうですね」

「何か癒しないの?」「はい、シップ💗」

新パスポート

新パスポートを受理してきました。

デザインがいろいろ変更されていました。

なかなか渋い演出ですね。桜にトキ?に富士山、そしてそこに顔写真付きとは

古き良き日本風景

茸師の部屋22

茸師の部屋21

「漫才コンビのホコリタケさんです」

「今日は新ネタをご披露していただきます」

「それでは、宜しくお願いします」

「どうもー、ホコリタケでーす」「よろしくお願いしまーす」

「皆さん、僕らに対してどんな印象あります?」

「うん、うん、そうですよね、ばっちいですよね」

「え?いきなり汚物扱いなん?イメージ悪いこと言うなあ」「折角、出させてもらってるのに、それは悪手ちゃうの?」

「そんなことないで、これでもプライド持ってるし、今から盛り上げていくから」

「何なん?、その妙な自信は、まあ、ええわ」

「イメージついでにあれやけど、君、『どん兵衛』知ってるやろ、あれどっちが好き?」

「えー、どっちかっていうとタヌキの方かな」

「分かりにくい言い方するな、ふつうー『緑』とか『そば』とか言うやろ」

「えー、そんな事ないで、『赤』とか『緑』とか言っても一緒やん?」

「君、どんなイメージしてんの?色で十分伝わるやん」

「いや、どっちもピーマンからしたら、一緒やで、この場合」

「誰もピーマンの話してへんねん、そんなん言うたら、『うどん』と『そば』ではどうなんのよ?」

「それも他人からしたら、一緒やで」

「何上手いこというてんの?、だれも他人の視点なんか求めてへんねん!」

「そんなん言うたら、君はどっちがええのよ?」

「僕は・・・キツネの方かな」

「ほらー」

「君がタヌキ先言うたからやろ!、エキノコックス撒き散らかしたろか!」

「何、そのきのこ、受けるーw」

「きのこちゃうわ、エノキックスかシゲキックスか知らんけど」

「ちょっと滑ってるでw」

「いや、滑ったらあかんやろ!どないせー言うねん!」

「舐めたらええやん」

「ペロペロって、これも滑るやないかい!」

「それおもろいなー、僕もマネしよ、ペロペロ」

「何しとんにゃー!?」

「にゃー、言うてるで、本番中に噛んだらあかんやんw」

「そんなことより天婦羅の具、投げ合いっこしよか?」

「この海鮮食らえーw」「ついでに脇についてるダニもオマケー」

「うわー、やったなあー、こっちもお返しやー、ってちゃうやんw」

「ほんとの事言ってもいい?」

「何ー!」

「イヌからしたら、タヌキとキツネ、どっちも一緒なんやで」「招き猫のマネすな!」

「て、やめさしてもらうわ」「ありがとうございましたー!」

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「どうですか?茸師さん、ホッコリしていただけましたか?」

「わたくしはどっちかっていうとポップコーンが好きかしら💗」

きのこ漫談8-1

きのこ漫談22-4

きのこ漫談22-3

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:京都府出身ユウレイタケ、妻:京都府出身アミガサタケ」(どん)

(続き)

「肝心なこと聞き忘れてたわ、お二人が付き合うきっかけ?」「今更」

「妻:私から言ってもいい?」「夫:(うん)」

「何ですの?畏まって、ねえ?」「ええ」

「妻:私って最初に出てくるじゃないですか?でも周りに誰もいなくて淋しくて」

「妻:夫はそもそも違う世界の住人だから、何か最初は遠慮してたっていうか」

「夫:彼女が先頭を走るのを僕はそれを後追いするだけですから、そもそもキノコでもないから変な話なんですが」

「夫:それに、彼女(ら)がいないと僕(ら)も存在しませんから、僕らが付き合う事にも意味があるんじゃないかと最近思いまして」

「妻:えー最近なの?」

「夫:まあまあ、こうやってここで賑やかな事をしているのも閉じられた世界では在り得なかったことですし」

「僕は凄く楽しませてもらいましたけど」「ほんと、ほんと」

「夫:こちらこそ、ありがとうございました、キノコでもない私を取り上げて下さって」

「妻:出て良かったでしょ?💗」「夫:偶にはね」

「夫:でわ、これにて失礼します、アナザースカイ」

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きのこ漫談22-2

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:京都府出身ユウレイタケ、妻:京都府出身アミガサタケ」(どん)

(続き)

「馬が合うついでで申し訳ないんやけど、夜の怪獣大決戦ではどっちが勝つの?」

「僕は奥さんの方が強いように思うんやけど」

「夫:おっしゃる通りで、妻はメルヘンで通してますけど、それはそれは暴れまくるじゃじゃ馬でして」

「妻:えーひどいー、ダーリンの方こそ○○光線とか言って連発するくせに💗」

「ちょっと、ちょっと何の話をしてるんですか?大丈夫?」

「何ー?、大丈夫やがな、何の想像してるんや、もう」

「『キングギドラVSゴジラ』知らんのー」「そんなもん、知るかー😡」

「夫:まあ、触手プレイしたら、私が上手いと思いますけど」

「妻:そんなことしたら、ネバネバになっちゃうー💗」

「それはさすがにダメでしょ?」

「さっきから、何なん?」

「『ビオランテVSモスラ(幼虫)』知らんのー」「知るかっつーの😡😡」

「まあ、最強はスペースゴジラやけどね」「どうでもええわ😡😡😡」

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「怒らんでもええやん?」「次前振りなしでやったら、しばきます」

「え?僕の?」「バコ✊」

「はよー、次のきのこさん出てくれへんかなあ(>_<)」

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きのこ漫談22-2

きのこ漫談22-1

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:京都府出身ユウレイタケ、妻:京都府出身アミガサタケ」(どん)

(続き)

「異世界転生はさておき、旦那さんが成長したら、こうなるわけでしょ」

「夫:そうですね」

「僕、偶に色違いのご主人見かけることあるんやけど、あれも魔法?」

「夫:ニュートリションとプリズムライトの合成魔法ですね、それ」

「?、急に難しい話になったけど、つまりどいうことですの?」「ふふふ」

「夫:早い話がこういうことです」

「ははは、これ観てましたわ、でもご主人を食べようと思ったこと僕ありませんけど」

「夫:まあ、そうですよね」

「しっかし、お二人とも今の時期はほんと注意せんと目立たんよねえ、キャラは立ってるのに」

「夫:昼間でもそうですから、夕闇頃だと尚更じゃないかなあ」

「妻:ダーリンは私だけのナイトなの💗」「あら、まあ」

「うわ、急になんですの?奥さんはどっちかていうと、ポニーテールでしょ」

「あーそういうこと、馬が合うねって自分で言うてて恥ずかしいわ」

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「今日も脳内詠唱聞く?」「え?、またですか」

「しゃあないやん、脈絡もなく降りてくるんやから」「ほどほどに」

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きのこ漫談22-1

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桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:京都府出身ユウレイタケ、妻:京都府出身アミガサタケ」(どん)

「あれ、今日は旦那さん最初から居るやん?って僕の目大丈夫よね?見えてる?」「見えてます」

「妻:そうなの、やっと出てきたから、ちゃんと紹介しようかなと思って」

「夫:初めまして、ユウレイタケです」

「旦那さんは何されてるの?普段」

「夫:ヒモですね」

「え?ヒモってヒモ?」「何言ってるんですかw」

「夫:説明不足でしたね、編物教室の講師をやっています」

「はー、これは失礼、僕はてっきり奥さんのヒモかなと思って」「こら、こら」

「夫:大丈夫ですよ、間違ってないですから」

「ですよねー、道理で※シルクみたいな姿してはるもん」※シルバースティックの略

「以前に奥さんは魔法使いって聞いたんですけど、御主人も魔法使われるの?」

「夫:実は僕が彼女に教えているんですよ、魔法のイロハ」「妻:てへ💗」

「あー、それでか、何かよーわからん詠唱すんなあと思ってたんですよ」

「ちなみに、旦那さんの得意な魔法ってありますの?実演してもらえると、ありがたいんやけど」

「夫:やっても大丈夫ですか?異世界転生ですよ」

「うー、まだ現世に未練あるから、止めておいてもらおうかな」

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「僕の脳内詠唱あるんやけど、聞く?」「何ですか?」

「『銀の龍の背に乗って』と『ネバーエンディング・ストーリー』」

きのこ漫談22-2

ユウレイタケ

茸師の部屋20

「?:誰です?シャワー中に覗きにいらっしゃったのは?」

「?:あら、茸師さんでしたか、てっきり菌師さんの方かと思いましたのよ」

「あなた、少々早いんじゃなくて」

「?:もうすぐ春ですね~♪、って通り過ぎて、初夏なんですのよ、山では💗、準備しとかないと」

「そういや、ツツジなんか咲いてたわね」

きのこ漫談21-4

きのこ漫談21-3

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:滋賀県出身ゴムタケ、妻:兵庫県出身カラムラサキハツ」(どん)

「回遊魚さんたちはいかはりましたか?」「そうみたいですね」

「もうさすがにネタ切れちゃうん?」「まだあるみたいですよ」

「え?もう切り上げて旅にでも行きたいわー」「どこに行きたいんですか?」

「インド」「嫌な予感」

「そうそう、今回のお二人はバックパッカーで旅先で出会って、帰国後お店を開く予定らしいんやけど、詳しく聞いてみよか」

「何なんです?その設定」「ええから、ええから」

「お二人は何のお店を開く予定なん?」

「夫:きのこ珈琲店です」「妻:きのこフルーツ専門店です」

「妻:菌師さん、ちょっとええですか?」

「あ、はい、どうぞ」「(久しぶりの展開でドキドキすんなあ)」「(そうですね)」

「妻:あんた、何とち狂ったこと言ってんのか、わかってる?」

「夫:いや、全然いけるやろ、俺コーヒー好きやし」

「妻:好きとか嫌いとかじゃなくて、あんたそもそもコーヒー、ブラックで飲めへんやん」

「夫:関係ないやろ、そんなん、お前の方こそ、フルーツって柄ちゃうやろ」

「妻:はー?どうみてもいけるでしょ?」

「夫:俺は知ってんでー、実は・・・」

「妻:それ言うたらあかん」

「夫:聞いてくださいよ、菌師さん、嫁は辛党なんですよ」

「妻:しゃあないでしょ?イメージ先行で何が悪いん?どうせ食べたことある人なんて、そんなおらんし、バレへんと思ったんですー」

「夫妻:どう思います?菌師さん」

「なんや、聞いてたら、お互い様な感じするし、もう両方やったらよろしいやん?デザート喫茶とかにしたら」

「夫妻:💡」

「夫:ありがとうございます、そうと決まればこんなとこオサラバして、作戦会議しにあれ食べに行こか」

「妻:あれね」「夫妻:でわ、失礼します💗」

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「切替はやいなあ」「そうですね」

「何食べに行かはったと思う?」

「僕は餡蜜か杏仁豆腐やと思うんやけど」「両方でしょ💗」