水産庁、魚種別に資源目標設定へ 19年度算出、漁獲枠影響も

様々なニュースメディアで取り上げられてる。

水産庁は魚種別に資源の回復や維持を目指す目標水準を新たに設定する。資源分析を担う研究機関が目標とすべき水準の算出を一部魚種で2019年度に始め、20年度以降の漁獲枠などに反映される見通し。長期的な漁獲量の改善が狙いだが、短期的には漁獲枠の抑制など以前より厳しい管理につながる可能性があり、漁業者の理解を得ることが課題になりそうだ。

20年に関連法が施行される予定の水産改革の一環。長期的な観点で最大の漁獲量を実現する資源水準を目標として設定した上で、目標達成までに費やす期間などを関係者で議論し、漁獲量などの管理策を決める。

対象魚種:スルメイカ、マイワシ、マアジ、マサバ、ゴマサバ、スケトウダラ、ウルメイワシ、カタクチイワシ、マダラ、キンメダイ、キチジ、ホッケ、ブリ、マダイ、ハタハタ、イカナゴ、サワラ、ヒラメ、ムシガレイ、ソウハチ、ヤナギムシガレイ、トラフグ

TAC(漁獲可能量制度)について

http://www.jfa.maff.go.jp/j/suisin/s_tac/index.html