きのこ漫談41

きのこ漫談40

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:京都府出身ベニヤマタケ、妻:三重県出身コムラサキシメジ」(どん)

「こっちの番組でシメジさんが来てくれはったのは初めてちゃう?」「そうですね」

「お二人はどこで知り合わはったん?」

「夫:婚活パーティーで」

「妻:私は初参加したんですが、夫のお話というか履歴を聞いていたら、ずっと参加してはったみたいで、いわゆる山で売れ残ってる人だったんですけど」

「夫:人聞きの悪い事言うなよ(笑」

「夫:なが~い、お付き合い💗って言葉知らんの?」

「旦那さんは何が良かったん?奥さんの?」

「夫:全て」

「それ、分からんってことやん?」

「妻:酷いでしょ、菌師さん」

「奥さんの決め手は何なの?」

「妻:”残り物には福がある”っていう迷信もあるから、それを信じて見ようかなと」

「はー、道理でお伊勢さんのある県の出身なだけあるわ」

「滅茶苦茶揉めそうやけどね、ていうか折角やし揉めてほしいわ」「ふふふ」

茸師の部屋41

茸師の部屋40

「漫才コンビ『ブラームス』のムラサキシメジさんとコムラサキシメジさんです」

「お二人は双子の姉妹だそうです」

「それでは、よろしくお願いします」

「『タートルヘッズ』出菌になったらしいね」「そうらしいね」

「シメシメ」「古典的な返しやなあ」

「そんなことより、梅雨に入ってジメジメするかと思いきや、なんか今日異様にカラっとしてたよね」「ほんとやね」

「こんな日が続くと私らも出番あらへんし、困るよね」

「誰が日照りやねん(怒」「いきなり何なん?」

「あんたはいいよね、出番が少しあって」「お姉ちゃんはずーーーーーーと先やもんね」

「言うたね、あんたが出てる間に裏でパッ○ンチョしとくから」「えーずるい」

「そやけど、私ら見分けれる人おる?」「細かく見れば、違いがあるけどね」

「見た目なんかどうでもええねん、味で勝負してんねんから」

「味で勝負するっていっても、私ら紫色のきのこ口にする人そんな居らんやん?」

「誰が乾物やねん(怒」「またなん?(笑」

「干される前にやめさしてもらうわ」

「ありがとうございましたーーーー」

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「どうでしたか?、茸師さん」

「パッ○ンチョ、私も食べたい💗」

茸師の部屋40

茸師の部屋39

「漫才コンビ『タートルヘッズ』のお二人、カンゾウタケさんとノウタケさんです」

「新ネタをご披露して頂けるそうです」

「それでは、よろしくお願いします」

「どうも、タートルヘッズでーす!」「よろしくお願いしまーす!!」

「早速やけど、君、官能小説読んだことある?」「いや、ない」

「僕もない」

「え?話終わってしまうやん?どうすんの?」

「だから、ちょっと官能世界にダイビングしてみようかと」「ちゃんとブレストしなあかんよ」

「息継ぎみたいにゆーなや!」

「コツがあるんやけど、合間に舌👅を挟むことを忘れずに」「ほな、いくで」

「いくでって、訳わからんわ」

「あ、キスがおるで」「んぅ👅」

「お、カマスの群れ」「んぅ👅」

「岩場にムール貝とかわいいイソギンチャク」「んんぅ👅」

「岩場の横にでかいカンパチ」「んんぅ👅」

「ちょっとずつ降下していくから、ついてきてや」

「あそこにカワハギにブリ」「んんんぅ👅」

「チンアナゴに藻場がびっしり」「んんんぅ👅」

「ホエール!!!」「んんんんぅ👅っていきなり叫んだらあかんやん、舌噛んでしまうやんか(笑」

「そんなんしたら、興奮して溺れてしまうがな」

「この際、溺れてもええがな」「やめさしてもらうわ」

「ありがとうございましたーーー!!」

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「どうでした?茸師さん」

「ノーカンよ、ばかやろう💗」

きのこ漫談40

きのこ漫談39

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:?、妻:カバイロツルタケ」(どん)

「今回は特別に奥さんだけ来て貰ったわ」「どういうことです?」

「ちょっとした演出やで」

「妻:菌師さん、どういうことですか?」

「奥さんにプレゼントしたいなあと思って、スペシャルゲストを呼んでるんやわ」

「どうぞ、お越しください」

「ナガエノチャワンタケさんです」

「早速ですが、あれ歌ってもらってもよろしい?」

「それでは聞いてください」

「ありがとうございましたーーー」

「続いては僕が歌わせてもらいますぅ」「えええ」

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「”虫の知らせ”ならぬ、”きのこの知らせ”ってあるんやね」「何なんです?」

「興奮して寝れんなーと思ってたら、朝になって、散歩中に脳内で乾杯が流れてて、今回のゲストを発見して、その後、奥さんの成長した姿を発見したという流れなんやわ」

「それやばくないですか?」

「ああ、朝から少し涙目になったわ」

きのこ漫談39

きのこ漫談38

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:アオムラサキハツ、妻:カバイロツルタケ」(どん)

「今日の奥さんもひと際血色が良くて、色気たっぷりやなあ」「またですか」

「それに引き換え、旦那さんときたら、何かアザなんか作ってどないしはったんやろ?」「心配ですね」

「ちょっとお話を伺ってみよか」

「お二人はあれですか、もしかして喧嘩してはった?」

「妻:菌師さん、ちょっとええですか?」

「ん?どうぞ」

「妻:あんた今日デートすっぽかしたよね?」

「夫:ただ遅刻しただけや(実は別の番組に出演していたことは内緒)」

「妻:ホンマ、いけしゃあしゃあとよくそんな事言えるね、私がどんな気持ちで待ってたんかわかる?」

「(どうやら、奥さんの方は見置き(スルー)されたんやな、それを根に持ってるんやわ)」「(何ですか?その設定(笑」

「妻:顔面の形変えたろか!、このすけこましヤローがーーーー(怒」

「夫:ちょっとこんなところで元ヤンの素を出さんでもええがな、折角のべっぴんさんが台無しやろ」

「妻:台無しもへったくれもあるか、アザだけじゃ済まさへんよ」

「夫:どないせーいうねん?」

「妻:地面にめり込むぐらいしばきまわしたるさかい、覚悟しいや💗」

「奥さん、カバいい!!女王様!!、座布団一枚、いや座布団十枚」

「旦那さん、一言どうぞ」

「夫:アザミ十番でっか」

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「何でスルーしたんですか?」

「ついつい見惚れてしまってね」

「どうせ後で手ー出そうとしたんでしょ?」

「そんなんちゃうで、今日はハツで手一杯」

茸師の部屋39

茸師の部屋38

「お花屋さんをしておられますアオムラサキハツさんです」

「よろしくお願いします」

「ちょうど梅雨の時期になっちゃいましたけど、やっぱり見頃は紫陽花になるのかしら」

「そう言われると思いまして、こんなものを用意しました」

「ムラサキ三兄弟です、左はカラムラサキハツ、中央は私、右はムラサキハツ」

「それぞれきのこ言葉がありますけど、紫陽花と掛けましてきのこと解きます」

「その心は何です?」

「包容力(肉厚でしっかりとしている)」

「え?、食べられちゃうの?わたし💗」

「他も用意(会った)したので、並べてみますか」

「私と下の三つは今日出ていました」

「何だか、お花見とお月見を同時に味わえるなんて風流ね💗」

茸師の部屋38

茸師の部屋37

「衣装プランナーのザラエノハラタケさんです」

「よろしくお願いします」

「衣装プランナーってどういったお仕事なの?」

「その日の雰囲気でその人に合ったトップスやアンダーを選ばせて頂くお仕事です」

「例えば・・・」

「上がマダラ模様で下は白のミニとかいかがですか?」

「あーそういう感じなのね、てっきり下着の事かと」

「下着でも構いませんよ、そうですね、レース付きの淡いピンク色の下着なんかどうですか?」

「これはどうやってお決めになっているの?」

「形態とネコ科のいきものをイメージしています」

「わたくしにも一つイメージして頂いてもいいかしら?」

「それじゃあ」

「クロヒョウとシベリアンタイガーですかね」

「しなやかで芯が強い女性って感じで💗」

「こういっちゃなんだけど、○○のおばちゃんってイメージされるかとヒヤヒヤしちゃった💗」

きのこ漫談38

きのこ漫談37

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:ヒラタケ、妻:カバイロツルタケ」(どん)

「しっかし、奥さんは大人気やな、肌も健康的に見えて、ピチピチしてるんもんなあ」「何?その目線、いやらしい」

「そやけど、今日の旦那さんは珍しいで、この時期には」「そうですね」

「ちょっとお話を伺ってみよか」

「お二人はあれですか、年の差カップル的なやつですか?」

「妻:菌師さん、ちょっとええですか?」

「ん?どうぞ(また久しぶりの感覚やわ)」

「妻:あんた、あの皺くちゃのババアと別れて来たん?」

「夫:あー、別れてないよ」

「妻:ホンマ、舌の根も乾かんうちに、それどういうことなん?、それでよう手ー出してきたね?」

「(どうやら、ヒラタケさんと同じ樹にカピカピのキクラゲさんも居ったみたいやな、それを熟女扱いしてるんやわ)」「(何ですか?その設定(笑」

「妻:あの世に送ったろか!この変態ロリコンジジイがーーー(怒」

「夫:ちょっとこんなところで元ヤンの素を出さんでもええがな、折角のべっぴんさんが台無しやろ」

「妻:台無しもへったくれもあるか、火傷だけじゃ済まされへんよ」

「夫:どないせーいうねん?」

「妻:尻に敷いたるさかい、覚悟しいや💗」

「奥さん、カバいい!!ウマい!!、座布団一枚、いや座布団十枚」

「旦那さん、一言どうぞ」

「夫:下だけでなく、手の平の上でも転がす気か」

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「やっぱり(昨晩のご飯で)ヒラタケは歯ごたえ合って、美味かったわ」

「キクラゲも入ってたんでしょ?」

「水で戻してないから、皺くちゃのままやったわ」

茸師の部屋37

茸師の部屋36

「山岳信仰の開祖でMr.茸士でもあられますテングタケさんです」

「よろしくお願いします」

「今日はお弟子さんらとは来られてないんですね」

「イボテングタケとベニテングタケの事ですか」

「彼らは毒立しまして、イボテングタケに関しては『壌土宗』、ベニテングタケに関しては『壌土真宗』なるものを、ましてやその影響たるや」

「そうですよね、わたくしあなた方を差し置いて、「茸師」を名乗らせて頂いているんですけど🍄」

「お気になさらずにお嬢さん、私はすでに隠居の身ですから、それに毎日真摯に祈祷(帰登)される方もそうそう居られますまい、本来口にするもの以外ここには出られないはず、それなのに呼んで頂いたんですから至極光栄で」

「まあ、嬉しい事を仰って下さって、無理をすればいけるんでしょうけど、やっぱりね💗」

「それよりも、年々役(厄)が早まっているようで、この先が気掛かりというかそれが心残りですかね」

「あら、心配なさらずとも思いは不滅じゃありませんか」

きのこ漫談37

きのこ漫談36

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:マンネンタケ、妻:カバイロツルタケ」(どん)

「ちょっと夏風邪引いたっぽいわ」「近寄らんといて下さいよ、もう」

「人の事、バイ菌みたいに」「え?、違うんですか(笑」

「そんな事より、今回のゲストをお迎えしますか、ゴホゴホ」

「自己紹介をお願いします」

「夫:製薬会社で薬の研究開発をしております」「妻:酒造会社で働いています」

「はー、道理で薬品の匂いがするわけや」「どんな嗅覚してるんですか?」

「お二人は風邪引いてもあれでっしゃろ、自分らで被検体になったつもりで色々と試せるんちゃいますの?」

「夫:それがこの前、僕が風邪を引いたときに彼女が作った薬を試したんですが、お酒のジンにキノコを入れたうがい薬を渡されましてね」

「妻:どうだった?」

「夫:喉がガラガラジンジンとして、それはもう熱がさらに高くなりましてね」「ふふふ」

「妻:あーそうなの、私が寝込んだ時にあなたがくれたお薬、あれ何だっけ?」

「夫:ん?、ウイスキーにキノコ入れた風邪薬やろ、どうやった?」

「妻:幻覚みえたわよ💗」

「何か楽しそうで何よりですわ、ほんなら僕にも何かあります?」

「夫妻:菌師さんには生きのこ(生薬)💗」

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「そういや、ここ数年風邪らしい風邪引いたことないわ」

「”馬鹿は風邪を引かない”ってホントなんですね」

「今日は辛辣やねえ」