きのこ漫談2

きのこ漫談

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「宮城県○○町から来ましたタケリタケ」(どん)

「ゆわんでいいわ、ぼく理解しました」「何を?」

「これはあれやな、寧ろぼくにそれを言わせたいんやろ」「『まんまやないかい!』って」

「で、普段の生活とかどないしてはるん?」

「実は夫婦の営みが芳しくなくて」「いきなり夜の性活!」「あらまあ」

「あまりにも芳しくないから、御神棚に(乾物のタケリタケを)飾って祈祷しているんですが、ご利益がなくて」

「奥さん、それどう思てはるの?」「もうちょっと頑張ってほしいかなって」「ふふふ」

「でも見た感じすごい(ゴクリ)…あれですやん?」

「見た目はそうなんですが、ただ単に寄生しているだけですし、柔らかかったりするんです」

「それ、タタリ(祟り)タケとちゃいます?」

「?」

「いや、話聞いてたら、なんかタケリタケとちゃうなあと思って」

「今度嘘やと思うて、スッポンタケでも飾ってみはったら、宜しいかと」

「それかきのこ染めした勝負下着を用意するとか」