桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!
「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」
「宮城県○○町から来ましたタケリタケ」(どん)
「ゆわんでいいわ、ぼく理解しました」「何を?」
「これはあれやな、寧ろぼくにそれを言わせたいんやろ」「『まんまやないかい!』って」
「で、普段の生活とかどないしてはるん?」
「実は夫婦の営みが芳しくなくて」「いきなり夜の性活!」「あらまあ」
「あまりにも芳しくないから、御神棚に(乾物のタケリタケを)飾って祈祷しているんですが、ご利益がなくて」
「奥さん、それどう思てはるの?」「もうちょっと頑張ってほしいかなって」「ふふふ」
「でも見た感じすごい(ゴクリ)…あれですやん?」
「見た目はそうなんですが、ただ単に寄生しているだけですし、柔らかかったりするんです」
「それ、タタリ(祟り)タケとちゃいます?」
「?」
「いや、話聞いてたら、なんかタケリタケとちゃうなあと思って」
「今度嘘やと思うて、スッポンタケでも飾ってみはったら、宜しいかと」
「それかきのこ染めした勝負下着を用意するとか」