「今回は桂菌師さんご本人がおいで下さいました」
「それでは、よろしくお願いします」
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「僕、今日観てたんですよ、たまたまサウナの中にあるTVで本物の○○の部屋にこれまた本物の桂○○師匠がご出演されているのをね」
「あら、そうなの」
「いきなりお肉の話をされていましてね、元気の源はお肉を食べることだぁってね、今回『茸師の部屋』も29回目だということで、これはネタにしないとと思いまして、しかも今晩のご飯、肉料理の予定だからって不思議なもので」
「肉料理っていってもあなたの場合、きのこ焼肉なんでしょ?」
「ネタバレになってしまいますけど、牛タンとカンゾウタケのソテーですね」
「やっぱり💗」
「二人で焼肉食べに行ったら、ずっと焼くそうですね、それで自分が食べるときは下を向いて、口を横に拡げてすぐ食べるって」「ええ」
「僕考えてたんですよ、何でか?、食べているところを見せるのは、はしたないことだというのもあるかと思うんですが、これはあれですね、自然と口を閉じて食べないといけないですし、唾液が下方に集まって数少ない咀嚼で飲み込めるからだという結論に至ったんですが、どうですか?」
「ふふ、内緒💗」
「話は変わって、アレクサを使ってるんですってね」
「それも落語家の性みたいなものなんですかね、寝るのに困って、『アレクサ、羊を数えて』っていったら、羊が一匹、羊が二匹って相槌うっちゃうんですよ」
「しまいにゃ、羊が101匹ってワンちゃんかい!とか羊が337匹って寝かす気ないんかい!とか考えちゃって、切りましたね、そしたらすぐ寝れました」
「ふふ、やっぱり、咄嗟に出ちゃう数字とかって本人は意識していなくても、意味あるものに感じるのかしら」
「そんな事いったら、最近、声がガラガラでトーンも落ちましてね、昔はハニーボイスだったんですけど」
「ハニーボイン?」
「え?、言われたことあるんですか?ハニーボインってwって思いましたね、TV越しに」
「ただの聞き間違い💗」
「あなた椅子から落ちるというかコケるのにも理由がおありとか」
「きのこにツッコむのは訳ないんですが、素人さんにはちょっと厳しいかと思いまして」
「それとあれですね、椅子からコケるのもいつからか期待されるようになっちゃって、ディレクターから今日はこけてもらわれへんかったって素人さんが言うてましたとか言われる始末で」
「あなた番組で確か、一回しかコケてないわよ」
「多分、この時だけだと思うんですけど」
「よく見つけはりましたなあ、流石に毎回コケるとケガしちゃうんで」
「あなた、加山雄三さんの大ファンとか」
「ウクレレもそうですし、船の船舶免許取得も影響してますね」
「あなたはご存知ないかと思いますが、この番組の初回ゲストはきのこの大将ことシイタケさん」
「へええ、偶然って怖いですね」
「偶然って意味では、あなた初舞台で全く受けなかったって、でもなんか猫が登場したとかで盛り上がったとか」
「それを担いで出世するから大丈夫って言って下さった方がいまして、そんなこんなでここまで来ました」
「なもんで、僕も茸師さんに負けてられないと」「ふふ」
「まだまだ、喋り足りないですが、お時間がないようなので、ここで終わりたいと思います、ありがとうございました」
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個人的にサウナで軽くのぼせた