「ここで初めてですかね、きのこ二つでおやりになったのは」
「そうですね」
「この二つを選んだ理由はおありですか?」
「夫婦ネタになりそうなきのこをその時探してましてね、いきつけの市場をうろちょろしてたんですよ」
「そしたら、栽培きのこの代表格、シイタケさん、マイタケさん、ナメコさん、キクラゲさん、そしてハナビラタケさんがありましてね」
「どれも天然物を食したことがあったのと、意識したことはなかったんですが、ハナビラタケさんも養殖されていることは認識していませんでした」
「もしや、これはネタになるかと思いまして」
「奥さんの方はナメコさんでいこうかと、対して旦那さんを誰にするか?」
「で、頭によぎったのがハナビラタケさんでした」
「漫談中では味噌煮込みうどんがテーマでしたが?」
「ええ、北海道遠征中に食べた味噌煮込みうどんがその時のテーマでしたね」
「時期的にハナビラタケさんは出菌されるんですが、ナメコさんはアフターなんで、しゃあなしでインスタントの味噌汁で出菌して貰いました」
「出菌って💗」
「写真のハナビラタケさんは少し黄色がかってますよね、それにナメコさんもどでかい💗」
「まあ、天然物は色々ありますからね、栽培物から見入るとどうしても違和感がありますが」
「そして、満を持してわたくしの方ですけど・・・」
「言わなくてもいいですけど、”Mushroom”ですよねタイトル💗」
「ええ、でも揺れてましたね、茸師さんの方で行くか、それともあのビートさんの方で行くか」
「そうよね、少し監督も触りで出演してらっしゃるものね」
「でも、”きのこ漫談”は男性の僕がやっているので、”茸師の部屋”は対称的な感じで女性の方にやって頂きたいなあと考えていました」
「それにどうも僕の方だけではきのこの多様性を表現できなくて、というかキャラが偏り過ぎるので(笑」
「それで白羽の矢が立ったのが・・・」
「はい」
「一つお伺いしてもよろしい?」
「ええ」
「あなた、世代も違うし、テレビもそんなに御覧なってないと仰っていたじゃないですか?、どうしてわたくしだったの?」
「勿論、名前だけは知っていましたが、これも運命なんですかね、知的な感じとキャパの広さが僕の中ではピカ一だったので適役かなと思いました、いや勝手に思わせて頂きました(笑」
「まあ、これだけ続いたんですから、そうかもしれませんね💗」
「で、いきなり二話目から漫才師という肩書できのこが紹介されるんですけど・・・」
「言わずもがな意識してましたね」
「やっぱり💗」
「ダジャレもそうですけど、お笑いも狙いにいってましたね」
「とりあえず、僕含めて身内(マミちゃんと茸師さん)を笑わせにね」
出演きのこ:シイタケ、マイタケ、ナメコ、ハナビラタケ、ニガクリタケ、クリタケ 計:6 総計:16