“りょうし”への道-山(空)師編③

先ず造園業(建設業)に関わることを見越して、とある職業訓練コースを受講した。

合宿みたいな感じで、ちょっとした旅行になった。

そこで出会ったいつも眠たげだけど、イケメンな地元のM君

petzlのバッグを持っていたので、もしや?と思い、声をかけた。

「クライミングとかするん?」

「ええ、まあ」「ロープで橋梁点検とかしてたんですよ」「へえ」

「ちょっとキコリみたいなこともしてますけど」

「もしかして、特伐とか」「そうですね」

高速道路や新幹線の高架とかの支障木伐採が主だそうだ

ロープアクセスと特伐の二刀流をやっていた

年下の子をかっこいいと思ったのは初めてだった

他にもいろんな背景を持った人たちが集まっていた。今は何してるんやろか。

“りょうし”への道-山(空)師編②

あくまでも目標は”りょうし”

片手間で木を伐る仕事が出来るほど、楽でもないし、リスクが高い。ましてや特殊伐採。

まともな林業事業体では取り合ってもらえない。

木を伐るといっても、手か重機か、奥山か里山か、針葉樹林か広葉樹林か

木と言えば、広葉樹林の方が好きだし、宮大工や数寄屋造りとかの木造建築の方に興味があった。

的を絞る。

”木を伐る仕事もしつつ、寺社仏閣にも縁があり、特殊伐採などにも興味がある若い造園業社にコンタクトを”と

内の祖父の代で植木屋をしていたらしい。親は少しばかりその領域に入ることを喜んだ。

林業もそうだが、造園業(建設業)ともなると、業務をやろうとすると細々とした資格がたくさんいる。

情報収集を兼ねて、各所を回った。

“りょうし”への道-山(空)師編①

“りょうし”への道-猟師編ラスト

“りょうし”への道-漁師編ラスト

“りょうし”と山(空)師に何の関係があるのか?

わからない。しかし、漁に出て、出漁しない期間をどう過ごすか?狩猟シーズンじゃない場合はどうか?と考えた時に思いついたのが山の仕事をすること、しかも特殊伐採をやる事だった。

これには木を伐る仕事がしたかったことと、漁で培ったロープワークが活かせること等諸々の思惑があった。

”さて、どうしたものか?”

またもや悩んでいた・・・

博士の愛した数式

オイラーの公式というものがある。

数式等は省略するが、この中に直観主義的代数幾何学構造を美た。

愛というと歯痒い思いがするが、シュウカイドウの花言葉を視た時にふと思ったことがあった。

何故こんなにも自然に惹かれるのか?

今なら一つだけ言えることがある。

「全てがそこにあるから」

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散歩好きとしては「〇○の愛した散歩道(トレイル)」とかまとめてみたいですね。

漁業者が森林を購入 13ヘクタールに託す「ある計画」福岡

有明海から約30キロ離れた福岡県八女市上陽町の森林を漁協が購入した。漁業者たちが海や川の上流にある森を育てることで、豊かな漁場を取り戻すきっかけにしたいという。  森林は矢部川の支流・星野川の両岸にある。「福岡有明海漁連」(柳川市)が約7・7ヘクタール、「矢部川漁協」(八女市)が約5ヘクタールをそれぞれ購入し、今後、植樹をする計画だ。  なぜ、漁業者が森林を買ってまで育てるのか。ノリの養殖者らでつくる福岡有明海漁連の西田晴征会長は「筑後川と矢部川水系から注ぐ水が豊かな有明海を育て、その恩恵を私たち漁業者が受けている」と語る。  森林に降った雨は、腐葉土などの栄養分を取り込み、ゆっくりと川や海へと流れ込む。その栄養分を植物性プランクトンや海藻が吸収し、魚はプランクトンを食べる。そのおかげで、矢部川ではアユやモクズガニ、ウナギなど、有明海では養殖ノリやアサリ、ガザミなどの漁が盛んだ。  ところが、西田さんは最近、川の水量や栄養分が減っているのではないかと感じているという。「森林を購入することで、漁業をなりわいとする私たちが森林を手入れして、川や海の環境を守るという意思をはっきり示したかった」と話す。  購入した森林は、スギやヒノキなどの針葉樹が大半だが、落ち葉が栄養豊かな腐葉土になる広葉樹を増やしていく計画だ。県八女森林組合にも協力してもらうという。  矢部川漁協の甲木康裕組合長は「小さな一歩だが、これをきっかけに、山川海の結びつきをたくさんの人に知ってもらい、川の流域環境を守る活動に賛同してほしい」と話す。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ffd6d68c483a0651a31a7be8dde18f614437c126

北海道遠征

猛暑日が続いて、体調を崩していました。

体感的に気温が35°Cを越える日は屋外活動は程々にしないともうしんどい。なので避暑を求めて「北へ」

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北海道は遠い記憶にある憧れの大地だった。

大学に進学しようと思った時にまず浮かんだのが北海道大学だった。

北海道大学工学部で、どの科にするかは正直なところ入れるなら何でも良かったし、入りやすそうな科を選んだと思う。

仮に入学出来たとしたら、何が出来るか、何がしたかったかと言われれば、「雪国の暮らし」「道内巡りバイクツーリング」人生初のフライトは受験の為で、雪国を想定した装いをコーデして受験に臨んだ。結果は二度の失敗(浪人時代も含む)。

それ以降、北海道とは縁がなかった。そして時は今。

雪国の暮らしもバイクツーリングもさほど興味が薄れていて、目下の興味は「フィールドワークの場」としての北海道。

農業、林業、漁業、狩猟といった一次産業の場としての。今回の移動手段は車&フェリー。

散歩のスケールを拡張したような感覚になった。道内をざっと一巡した。

フェリーで大間から函館に入り、釧路、網走、稚内、小樽。何が気になるかと言えば、植生、野生生物、農林水産業機械、そして今はもっぱら🍄 。

今後活動拠点になりそうな場所も見つかった。沖縄県八重山諸島と同様、定点観測をしていこう。

きのこと蘭

いい気付きになった事がありました。

植物の興味は右往左往

食虫植物に始まり、食虫植物を育てるための苔、アブラナ科の植物、熱帯植物、多肉植物、などなどその時々に移り変わりが激しく、食と一次産業に目覚めてからは野草や山菜など食えるもの、野菜果樹庭木伐採樹木等々が中心になりましたが、そこに蘭が加わりました。

ラン科の植物は昆虫との共進化、花弁の多様性など botanyとしてのストーリーは学んだ事ではありますが、生育環境についてはそれほど気にはしていませんでした。

けれどたった一言で食いつきました。

”けったいなところに生えるんやわ”

キノコ狩りに通じるものがあると、ちょっくらフォーカスしてみよう