茸師の部屋29

茸師の部屋28

「今回は桂菌師さんご本人がおいで下さいました」

「それでは、よろしくお願いします」

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「僕、今日観てたんですよ、たまたまサウナの中にあるTVで本物の○○の部屋にこれまた本物の桂○○師匠がご出演されているのをね」

「あら、そうなの」

「いきなりお肉の話をされていましてね、元気の源はお肉を食べることだぁってね、今回『茸師の部屋』も29回目だということで、これはネタにしないとと思いまして、しかも今晩のご飯、肉料理の予定だからって不思議なもので」

「肉料理っていってもあなたの場合、きのこ焼肉なんでしょ?」

「ネタバレになってしまいますけど、牛タンとカンゾウタケのソテーですね」

「やっぱり💗」

「二人で焼肉食べに行ったら、ずっと焼くそうですね、それで自分が食べるときは下を向いて、口を横に拡げてすぐ食べるって」「ええ」

「僕考えてたんですよ、何でか?、食べているところを見せるのは、はしたないことだというのもあるかと思うんですが、これはあれですね、自然と口を閉じて食べないといけないですし、唾液が下方に集まって数少ない咀嚼で飲み込めるからだという結論に至ったんですが、どうですか?」

「ふふ、内緒💗」

「話は変わって、アレクサを使ってるんですってね」

「それも落語家の性みたいなものなんですかね、寝るのに困って、『アレクサ、羊を数えて』っていったら、羊が一匹、羊が二匹って相槌うっちゃうんですよ」

「しまいにゃ、羊が101匹ってワンちゃんかい!とか羊が337匹って寝かす気ないんかい!とか考えちゃって、切りましたね、そしたらすぐ寝れました」

「ふふ、やっぱり、咄嗟に出ちゃう数字とかって本人は意識していなくても、意味あるものに感じるのかしら」

「そんな事いったら、最近、声がガラガラでトーンも落ちましてね、昔はハニーボイスだったんですけど」

「ハニーボイン?」

「え?、言われたことあるんですか?ハニーボインってwって思いましたね、TV越しに」

「ただの聞き間違い💗」

「あなた椅子から落ちるというかコケるのにも理由がおありとか」

「きのこにツッコむのは訳ないんですが、素人さんにはちょっと厳しいかと思いまして」

「それとあれですね、椅子からコケるのもいつからか期待されるようになっちゃって、ディレクターから今日はこけてもらわれへんかったって素人さんが言うてましたとか言われる始末で」

「あなた番組で確か、一回しかコケてないわよ」

きのこ漫談9

「多分、この時だけだと思うんですけど」

「よく見つけはりましたなあ、流石に毎回コケるとケガしちゃうんで」

「あなた、加山雄三さんの大ファンとか」

「ウクレレもそうですし、船の船舶免許取得も影響してますね」

「あなたはご存知ないかと思いますが、この番組の初回ゲストはきのこの大将ことシイタケさん」

茸師の部屋

「へええ、偶然って怖いですね」

「偶然って意味では、あなた初舞台で全く受けなかったって、でもなんか猫が登場したとかで盛り上がったとか」

「それを担いで出世するから大丈夫って言って下さった方がいまして、そんなこんなでここまで来ました」

「なもんで、僕も茸師さんに負けてられないと」「ふふ」

「まだまだ、喋り足りないですが、お時間がないようなので、ここで終わりたいと思います、ありがとうございました」

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個人的にサウナで軽くのぼせた

茸師の部屋28

茸師の部屋27

「今回の御三方(左:マツオウジ、中央:カンゾウタケ、右:ウラベニガサ)は昔とあるアイドルユニットを結成されており、今は個々人でご活躍されています」

「偶然居合わせたみたいで、この番組で再結成して下さるそうです」

「楽しみです、それでは、よろしくお願いします」

「あなたたちって、アイドルの時人気絶頂だったわよね」

「K:誰がとは言いませんが、この際だから、はっきりさせておくべきかと思いまして」

「U:Kさんたら、センターだったからって何その言い方?」

「M:Uさんこそ、殿方のパートナーによく選ばれているからって、ちょっとでしゃばりすぎじゃありません?」「自分のこと💗のクイーンとか言っちゃって」

「U:Mさんこそ、たまたま、きのこ王国の王様(マツタケ)に似た名前だからって、きのこの女王だななんて、いきすぎじゃありませんこと」「せいぜい不思議の国のアリスに出てくるハートの女王様がいいところ」

「M:何よ!ちょっとふくよかな衣装着ているからって、太ってないわよ!あなたこそ、何そのペラペラな衣装、雨にでもうたれたみたいにスケスケで骨までみえるんじゃない?」

「K:二人ともおよしなさいって、みっともない、只でさえ、女王っていう柄じゃないんだから」

「M:Kさんこそ、赤いだけじゃない?」

「U:そうよ、それにハートでもないじゃない?」

「K:何を言っているの?肝だから、センターに決まってるじゃない?それに嘘は女の武器なのよ」

「そういや、聞いてなかったわね、何ていうユニット名だったの?」

「MKU:レッドゼッペリン」

茸師の部屋27

茸師の部屋26

「アイドルで女優のスエヒロタケさんです」

「よろしくお願いします」

「デビューはテレビコマーシャルですってね」

「そうです、こんな柄のビキニを着けて、ある商品を宣伝するというものでした」

「何の宣伝だったの?」

「具体的な名前は伏せますが、新商品のシーフード味を紹介するというもので」

「片手で商品を持って、五秒間ひたすら腰をクネクネするお仕事でした」

「ふふ、可笑しいわね、シーフードだなんて💗」

「それから、人気が出て、ドラマに抜擢されたとか」

「はい、『ビーチDEボーイズLOVE』っていうものだったんですけど」

「わたし、ボーイッシュで売っていたものですから」

「そういえば、あなた中高生の時ぐらいすごい人気あったわね、キノコヘアーだったけど」

「そんな事言ったら、茸師さんもそうじゃありません?」

「もう商標登録済み💗」

きのこ漫談27

きのこ漫談26

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:兵庫県出身アミヒラタケ、妻:京都府出身アミスギタケ」(どん)

「アミ○○タケさんは結構来てくれはったけど、まだいはるんや」「そうみたいですね」

「正直ね、もうアミタイツはどれくらいの長さ(丈)がベストか?ぐらいしか思いつかんのよ」

「何なんです?それ?」

「旦那さんやったら、スカートに膝上ぐらいのアミタイツで、奥さんやったら、素足全部アミタイツとか」

「夫:何で僕がスカートなんですか?」

「妻:菌師さん、私はホットパンツです」

「ほら、自己主張しはるやん、何で覗かなあかんよーにしたかな」

「いちいち、確認する暇人はあなただけですー」

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「歌を詠んでもかまへん?」「何をです?」

「世の中にたえてきのこのなかりせば 春の心はのどけからまし」

「面白き(の)こともなき世をおもしろく 住みなすものは心なりけり」

「ちょっと説明して下さい」

「えー、僕に言わすの?」

「この世界にきのこがなかったら、エロい事きのこで考えへんかったのになあ、でも、どうせやるんやったら、面白くしたいやん」

茸師の部屋26

茸師の部屋25

「美容サロンを経営されていますタマキクラゲさんです」

「よろしくお願いします」

「以前、キクラゲさんに来て頂いたんですけど、あなたの方が何というかクラゲ感あるわね」

「たまたまです」

「あら、そう、形もまん丸で触り心地良さそうだけど」

「触ってみます?」

「お肌プルプル、流石ね」

「あなたもキラキラネームとかお持ちなの?」

「ジェリーフィッシュ」

「何?、その宝石みたいな名前、すてきね💗」

「たまたまです」

「茸師さんこそ、素敵なスタイルされていますよ」

「ほんとケアがお上手ね💗」

茸師の部屋4

きのこ漫談26

きのこ漫談25-1

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:タマキクラゲ、妻:ウラベニガサ」(どん)

「夫妻:メリークリスマス~!」

「いったい、どういうこと?季節外れちゃうの?それ」「ふふふ」

「ちょっと説明してもらいます?」

「夫:すいません、会社の宴会用に芸を披露したんで、つい」「妻:そうなんです~」

「会社の宴会ってなんですの?」

「夫:新人同士で何かやってくれへんか?って言われまして」

「妻:私ら何の特技もないんですけど、形から入ろうと思って」

「はー、道理で旦那さんはクリスマスツリーの装飾品みたいなかっこして、奥さんはサンタクロースやのーて、トナカイか、それは」

「夫:こんな事しか思いつかなくて、でも似た物同志というか、何というか」

「つまり、御二人はそれで意気投合したと」

「夫:成り行きなんですが、殊の外はまりまして」「妻:えへへ」

「なんの芸やったん?気になるわー」「です、です」

「夫:きのこ傘回しときのこ玉すだれ」「妻:頑張ったよね~💗」

「夫:メリクリであけおめ!しちゃいました」「へええ」

「升、回さんで何回しとったんや」

茸師の部屋25

茸師の部屋24

「気球飛行士のカワムラフウセンタケさんです」

「よろしくお願いします」

「あなたって、出てくるタイミング、今日みたいな日じゃない?」

「そうですね、昼間夏日で、夜急激に寒くなる感じの次の日」「飛ばすにはいい日じゃないですか?」「熱乾ほどじゃないけど、暑寒ぐらい、湿潤があるとなお丁度いいですかね」「エントロピーだか空気の膨張的には」

「それで、お腹が大きいのね🍶」

「基部がもっこりしているのが特徴ですね」

「もっこりって💗、ふっくらでいいわよ」

「今夜どうです?、一緒にマッコリなんか」

「ふふ、考えておくわ」

「話が変わるんですけど、わたくし一つのジンクスを持っていて・・・」

「何ですか?」

「ムラサキ系統のきのこって食べれるの多いじゃない?」「分からなくても、いっちゃうものがあって」

「そうですか、あまりおすすめはしませんけど、大胆ですね」

「あら、そう?」

「ええ、それは酔狂が過ぎます、中にはヤバいのもありますからね」

「だって、萎えてしまったら、悔しいじゃない?」

「それ、後戻り出来ませんよ(笑」

きのこ漫談25-2

きのこ漫談25-1

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:香川県出身カバイロチャワンタケ、妻:沖縄県出身ウスベニコップタケ」(どん)

「水に流すついでにやっぱり外せへんのがあるのよ」「何ですか?」

「茶道・華道」「ちょっと嫌な予感」

「わかるで、まさか○器でお茶を点てるとかし○瓶にお花を差すとかやろ?」「そんなことしたら、即破門」

「わかってるがな、そんなことせーへんよ、僕、これでもある一門を預かってる身やさかい」「初耳」

「だてに”菌師”を名乗ってないで」「どうでもいい」

「ほな、ぼちぼちいこか」「あ、やるんだ」

「御二人はあれですか?やっぱり何かの先生とかしてはるの?」

「夫:お茶の先生をしています」「妻:活け花の先生をしております」

「道理で風格あるわ、それぞれ伝統・文化・歴史がおありなんやろなあ」

「後学のためにお聞きしたいんやけど、”きのこ道”ってあったら、どんな感じになると思います?」

「夫:やっぱり、きのこ茶がベースになるんですかね?」

「妻:あら、そうなの?きのこと共生関係にある植物とのコラボとかいいんじゃないかしら?」

「夫:なるほど、その植物の葉を茶葉にして、きのこをつけて食べる、きのこ茶菓子とか」

「妻:それいいわね、空間はお花とキノコの華であしらって、て、きのこの華って何かしら?」

「夫:キノコの華といったら、傘じゃないの?」

「妻:傘と花吹雪いいわね」

「妻:それと私思いついちゃった、きのこの傘を土台にして、お花を生けるの」

「夫:それなら、きのこの山から滝が流れるなんてどうだろ?」

「妻:風車がきのこ模様とか」

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「ちょっと泪が止まりませんなあ」「何泣いてるんですか?」

「こんなきのこ談義そうそうないから、つい嬉しくなってもうて」

「え?僕の汚物はいらない?」「それは流石に殺生やろ」

きのこ漫談25-1

きのこ漫談24

桂菌師の本日のきのこさん、いらっしゃい!

「どんな人が来るか、楽しみやね」「ほんとですね」

「夫:神奈川県出身カバイロチャワンタケ、妻:沖縄県出身ウスベニコップタケ」(どん)

「実はこの番組の早い段階で考えていた組み合わせで、アイデアはあったんやけど、”おまる”という神のお告げを聞いたので、やってみよか」「はい、はい」

「つれないなー?何でなん?」「だって、汚い話なんでしょ?」

「そんなことないよ、これからいらっしゃる御二人にそれは流石に失礼ちゃう?」「どうだか」

「まあ、ええやん、始めよか」

「御二人は普段、何されてるんですか?」

「夫:陶芸作家をしています」「妻:私はそのアシスタント」

「はー、道理で、渋い面してはるわ、旦那さん、奥さんは肌がツルッツルやね」

「どこでつかまえたんです?結構年の差ありそうに見えるけど?」

「夫:ストレートにお茶しない?って声かけました」

「なんて答えたん?奥さん」

「妻:ブレイクスルー?」

「夫:それを聞いたとき、稲妻が走りました、ものすごいインスピレーションが沸いたんです」

「夫:人生もどん底で、作品作りにも悩んでいた時期だったので、もう彼女しかいないと」

「夫:それから、彼女に作品の選別をお願いするようになりました」

「妻:キットカットね💗」

「夫:彼女のおかげで、運気が満ちて、充実した日々を過ごしています」

「妻:バキューン(ム)💗」

「脳天気な奥さんやなあ」「そうですね」

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「どう?全然汚くなかったやろ?」「(* ̄- ̄)ふ~ん」

「もうええやん、水に流して、ねえ?」

きのこ漫談25-2

茸師の部屋24

茸師の部屋23

「ご夫婦できのこ国際交流文化センターの職員をされていますチャワンタケ(略称)さんとコップタケ(略称)さんです」

「Q&A形式でお話をお聞きします」

「それでは、よろしくお願いします」

「Q:好きな飲み物は?」

「お茶」「ティー」

「その湯呑とってって言ってもわからないんですよ、彼女」「わからんでしょ、コップじゃなくて、カップなんだから」

「Q:好きな映画は?」

「おもちゃのちゃちゃちゃ」「トイ・ストーリー」

「それ、映画ちゃうでしょ?」「何言うてるん?立派なムービーやがな」

「Q:似たような質問ですが、好きな童謡は?」

「ちゃちゃつぼ」「ロック、シザーズ、ペイパー」

「それ、じゃんけんやろ?横文字使わんでもええんちゃうん?」「あんたの方こそ、それどうみても外国人からしたら、手がでかすぎてお茶うけにならんし、きのこにしか見えへんよ」

「Q:好きなスポーツは?」

「ゲートボール」「ガルフ」

「地味な趣味してるんですよ、主人」「ガルフって何やねん?ゴルフやろ」

「以上になりますけど、どちらも”おまる”(正解)ということでよろしくって💗」

「流石に今回は菌師さんの番組に出演された方が良かったんじゃないかしら」