木を伐ることは楽しいし、無心になれる
ただそれは何か大事なものを忘れたい一心の行為
心は虚無のまま
もう一度初心に還る
本当は”何がしたいのか”を
満たしてくれる何かを求めてまた流離う
夏にフェアリーリングを描いていたホオベニシロアシイグチを冷凍保存していた。
虫にも食われず、しっかりしたキノコなので、肉崩れしないのではと。
すっかり忘れてたので、思い出したように冷凍庫から引っ張り出して調理してみた。
とりあえず、湯がいて、バターとウイスキーで蒸し焼き
酸味はあるし、柄の部分もしっかり
季節外れの栗を堪能
追熟・乾燥していて、いい具合に甘栗でした
追記:20231210
カレーに入れてみました
酸っぱさがカレーのスパイスに負けてない、これはこれであり(らっきょがない時の代わり)
冷凍していたのをスライスして、そのまま鍋にぶち込みましたが、軽く油で炒めてから混ぜる方がいいかもしれません。
職業訓練が終了した後、林業の現場(主に特殊伐採)をいろいろ見学した。
いい手応えはしばらくなかったが、とある造園業社にお世話になることになる。
チャンスは意外にも早くに訪れた。
この辺りはこのブログでも過去に取り上げている。
先ず造園業(建設業)に関わることを見越して、とある職業訓練コースを受講した。
合宿みたいな感じで、ちょっとした旅行になった。
そこで出会ったいつも眠たげだけど、イケメンな地元のM君
petzlのバッグを持っていたので、もしや?と思い、声をかけた。
「クライミングとかするん?」
「ええ、まあ」「ロープで橋梁点検とかしてたんですよ」「へえ」
「ちょっとキコリみたいなこともしてますけど」
「もしかして、特伐とか」「そうですね」
高速道路や新幹線の高架とかの支障木伐採が主だそうだ
ロープアクセスと特伐の二刀流をやっていた
年下の子をかっこいいと思ったのは初めてだった
他にもいろんな背景を持った人たちが集まっていた。今は何してるんやろか。
あくまでも目標は”りょうし”
片手間で木を伐る仕事が出来るほど、楽でもないし、リスクが高い。ましてや特殊伐採。
まともな林業事業体では取り合ってもらえない。
木を伐るといっても、手か重機か、奥山か里山か、針葉樹林か広葉樹林か
木と言えば、広葉樹林の方が好きだし、宮大工や数寄屋造りとかの木造建築の方に興味があった。
的を絞る。
”木を伐る仕事もしつつ、寺社仏閣にも縁があり、特殊伐採などにも興味がある若い造園業社にコンタクトを”と
内の祖父の代で植木屋をしていたらしい。親は少しばかりその領域に入ることを喜んだ。
林業もそうだが、造園業(建設業)ともなると、業務をやろうとすると細々とした資格がたくさんいる。
情報収集を兼ねて、各所を回った。
“りょうし”と山(空)師に何の関係があるのか?
わからない。しかし、漁に出て、出漁しない期間をどう過ごすか?狩猟シーズンじゃない場合はどうか?と考えた時に思いついたのが山の仕事をすること、しかも特殊伐採をやる事だった。
これには木を伐る仕事がしたかったことと、漁で培ったロープワークが活かせること等諸々の思惑があった。
”さて、どうしたものか?”
またもや悩んでいた・・・